6月20日で47歳の誕生日を迎えます。
今年は、誕生日プレゼントの代わりに、Tansaスクープの裏側をライブ配信する環境をパワーアップするための寄付をお願いできませんか?
ストーリー
【創刊5年目御礼】
47歳になりました。16年間勤めた朝日新聞を辞め、Tansa(旧ワセダクロニクル)を立ち上げたのは42歳の時です。退職願いを出した時、当時の上司から「ファイナルアンサー?」と問われ、「ファイナルアンサー!」と元気良く答えた日が昨日のことのように思い出されます。
電通、共同通信、製薬会社の癒着を暴いた「買われた記事」で創刊した当初は、「一発屋だ。カネがなくなってすぐに潰れる」と「ご心配」いただく声もありました。それでもどうにかこうにか5年目を迎えられたのは、国内外の支援者のみなさまとTansaの仲間のおかげです。本当にありがとうございました。創刊時に寄付していただいた方からの次の言葉はずっと胸に刻んでいます。
「本当のことを知るためのひとつの手段として応援します。できる限りのことを、庶民の視点から調査報道してください。選ばれた少数の人たちのためではなく、サイレント・マジョリティーのために。そして、背筋を伸ばして呼吸ができる未来のために」
【もったいない!7年かけて取材しても・・・】
この間、ハタと気づいたことがあります。それは食べ残しを捨てる「食品ロス」ならぬ、取材で得た知見を伝えていない「取材ロス」がかなりあるなということです。
Tansaの仕事である「探査報道」(調査報道)では、自らの足で取材して回り、政府や大企業といった強い相手が隠す事実を暴きます。省庁の記者クラブに身を置いて、情報を右から左に流す「大本営発表報道」とは違い、記事を出すまでに膨大な取材量が必要です。
例えば、創刊シリーズの「買われた記事」は10ヶ月、医師の名前を入れればどの製薬会社からいくらの報酬を得たかわかる「製薬マネーデータベース」は3000時間、北朝鮮による日本人核科学者の拉致疑惑「消えた核科学者」は7年かかっています。
これらの取材で実際に記事で使ったものは一部です。多くは記事の本筋には入りきらずカットしています。
でもカットしたものの中には、様々なお宝が眠っています。必死に組織防衛を図る大企業との暗闘、どういう交渉方法が功を奏し取材相手が堰をきったように話し始めたかなど、「裏話」が詰まっています。
【Tansaの記事を深掘りライブ】
膨大な取材をする探査報道ならではの裏話を伝えるため、今後はYouTubeライブやラジオのPodcastに力を入れます。
創刊5年目に入り、すでにオンラインライブ3回を実施しました。1回目は「認知症の高齢者への新聞押し売り」、2回目は「ミャンマー利権にしがみつき、国軍の資金源を立たない日本の政官財」、3回目は「大会中の中止にも言及した五輪組織委の迷走」です。いずれも以下からご覧になれます。
認知症の高齢者への新聞押し売り:
ミャンマー利権にしがみつき、国軍の資金源を立たない日本の政官財:
大会中の中止にも言及した五輪組織委の迷走:https://www.youtube.com/channel/UC_NHP59LMl5GNSUgZWBNWQQ/videos
【寄付の使途】
YouTubeライブ・ラジオのPodcastで使う音響機器の購入、ライブ・ラジオに招くゲストへの謝礼に使わせていただきます。
私への誕生日祝いとして集まった寄付は、全てTansaへ寄付させていただきます。Tansaの新しい情報発信スタイルのスタートに向け、応援のほどよろしくお願い致します!