2014年1月に初めて出逢ってから、ずっと勝手に応援させてもらっている学生団体Michiiii(みち)。世代も異なり、OBでもなんでもない私ですが、コロナ禍の中でも仲間で力を合わせて活動を続ける彼らを見ていて何かをしたいと思い立ち、初めてバースデードネーションを立ち上げました。
Michiiiiを知らないあなたに少しでも彼らの事を伝えたい。いままでMichiiiiを通して知り合えたみなさんと一緒に彼女たちを応援したい。そんな気持ちで走ります。
ちょっと長いストーリーや活動報告を読んで「なるほど!」って思って下さった方、ご協力頂けたら嬉しいです。
頂いたドネーションはSyncableの決済手数料を除いた全額が学生国際協力団体Michiiiiを通じて、カンボジアの子どもたちの未来のために役立てられます。
寄付は300円から、匿名、Syncableに登録せずに寄付する事もできます。
どうぞよろしくおねがいします。
ストーリー
【出逢いは7年前の第1回写真展】
2014年1月。前月に初めて訪れたカンボジアの想い出を誰かと共有したい。
そんな気持ちで、知人が教えてくれたMichiiiiの写真展を一人で訪れました。
初対面の私を快く迎えた3期のメンバと話しながら前年夏のスタツアの写真を見て回るうちに、今も多く残る地雷の爆破処理の土煙の写真の前に。軽い気持ちで「音を聞いた時、どう感じました?」と尋ねると、メンバは口ごもり、しばし沈黙。
懸命に言葉を探すその様子が、どんな流暢な説明より多くの事を私に伝えてくれました。
「こんなに良い体験をしているメンバと、もっと話がしたい。」こうして私のMichiiii通いが始まりました。以降、写真展や毎年の報告会に伺ううちに代を重ね、今の現役メンバは10-12期。
私の所属するSPUTNIK InternationalのチャリティコンサートにもOBOGと一緒に大勢で来場してくれるなど、団体ぐるみのお付き合いが続いています。
【ブレない。でもしなやか。】
公開当時に岡もぼろ泣きした映画「僕せか」とMichiiiiとの繋がりを私が知ったのは出逢ってからですが、葉田甲太さんと仲間が建てグラフィス小中学校の自立を目指した継続的支援という活動軸と、「誰かのために何かをしたい人へ新しい一歩を提供する」という理念を、Michiiiiはとても大切にしています。
例えば・・
スタツアでは戦争博物館、キリングフィールドを毎回必ず訪れ、映画にも本人役で出演したガイドのブッティさんの体験談を聴き、見かけとは正反対に決して楽じゃない街頭募金に拘り続ける“ブレない姿勢”と、グラフィス小中学校のために何が必要なのかを学ぶために、他の小学校を訪問先に加えたり、他団体を交えたイベントでは、参加者に子どもたちとの“つながり“を感じてもらえるよう衛生教育用の「石けん作り」を採用したりと、自由な発想から生まれるアイデアを活動に取り入れる”しなやかさ“は、楽しく団結するチームワークと共に、同じようにボランティアに関わる私がMichiiiiを心から尊敬し、手本にし続けている理由です。
4つある局の一つ、広報局の「Michiiiiを知って欲しい」という願いと溢れるアイデアはにはいつも関心するばかり。「Michiiiiかるた」は見事すぎて、勝手にこんな動画にさせてもらいました。
【100の揶揄 vs たった一つの「それでいい」】
「“学生がボランティア?”、“結局自己満足だよね“と周囲から言われ、数か月活動から離れた時期がある」メンバの一人がそう打ち明けてくれたのは、2度目の写真展でのこと。
2011年に娘とスリランカを旅してガールズホーム(孤児院)の子どもたちに出逢い、50才を過ぎて初めてボランティア団体の隅っこに籍を置くようになった私は、歳は自分よりずっと若くても、彼らを”大先輩“のように感じていたので、驚きのあまり
「ちゃんと向き合っていれば、自己満足上等。一歩を踏み出さない人の言葉はきっと自分への言い訳だから、あなたが気にする必要はゼロ。」
と思った事をそのまま口にしていました。
笑顔に戻ってくれたメンバの「そんな事を大人から言われたのは初めてだ。」という答えが「こんな私でも、学生団体を応援できるかもしれない」と気づかせてくれました。
「就活のため」「意識高い系」・・彼らに投げかけられる、100の揶揄する言葉に対して、私が持つのは1つだけ。あまりに多勢に無勢なので1,000回、10,000回繰り返すと決めました。
「それでいいと思う。すごいよ。」と。
【君たちは「世界を変える事ができない」って言うけれど】
確かに、残念ながら、過去を変える事は誰にもできません。今すぐ世界を変える事も、できないでしょう。でも、未来は別です。
もし世界を変えたい、良くしたいと心から願うなら、子どもたちの未来を考え、夢を拡げる手助けをする以上に良い方法を私は知りません。縁あって出逢ったグラフィスの子どもたちに向き合い続けることで、
Michiiiiは確実に「未来の世界」を変え続けています。
実は、私が同様に(もしかしたらそれ以上に)密かに期待しているのは、私が出逢ったOBOG、現役メンバのような人たちが、これからもMichiiiiを巣立っていくという事実です。
遠く離れた国で暮らす子どもたちに想いを馳せ、彼らのために自分ができる事は何かと悩み、工夫し、仲間と行動すること楽しめる。彼らのような人が“満ち”たとき、世界が変わらないはずがありません。
だって、未来の世界は企業や国家じゃなく、彼ら自身でできているのですから。
こんな風に楽しみな気持ちにさせてくれるMichiiiiのこと、みなさんと一緒に応援できたらこんなにうれしい事はありません。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
Michiiiiの活動詳細は、
このSyncableの団体ページ https://syncable.biz/associate/Michiiii0125/#
メンバ一人一人の想いを綴ったPando https://pando.life/michiiii_c
Michiiiiの公式ホームページ https://michiiiicambodia.wixsite.com/michiiii
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岡 克彦