【保護猫のストーリー】後ろ足が不自由なしぐれ君は、ラッキーボーイ♡
2021/5/13 16:54
今日は、過去に保護した猫である、しぐれ君のお話をさせてください。
しぐれ君は、大阪のとある駅のコンビニ前で暮らしていました。
ある時、子猫の保護依頼があり代表が捕獲に行くと、子猫と母猫と共に後ろ足が不自由なオス猫が這って出てきたそうです。
交通量もあり危険なので、子猫たちと共に保護しました。
子猫と母猫は直ぐに里親さんが決まりましたが、ハンサムとは言えない障害のあるしぐれ君に、里親さんは現れませんでした。
おおさかねこ倶楽部が抱えているシェルターは2階建てで、猫たちは1階と2階を自由に行き来しています。
ただし、後ろ足が不自由なしぐれ君にとって、急な階段は危険です。
昼間人のいる間はフリーですが、夜間は危険なのでケージに入れて過ごしてもらいました。
しかし、朝ボランティアスタッフがシェルターへ行くと、ケージを飛び出してトイレに駆け込んでいました。
狭いケージの中では、トイレに行きたくないのでしょう。
里親さんがもし見つからなかった場合、ずっと夜はケージの中で過ごさせてしまう事は、しぐれ君にとっても、決して良い環境とは言えません。
またケージに戻すのが可哀想で、長くシェルターに置いておけないなと思い、ボランティアが引き取りました。
2階建ての家なので、階段を緩くした猫階段を取り付けて、対応しています。
私が子猫や新猫を保護すると、しぐれ君は優しくお世話をしてくれます。
今では大切な家族であり、保護猫活動のパートナーでもあります。
ハンデがあっても、幸せになれる猫を増やす為、これからも活動をしていきたいと思います。
まだまだ、おおさかねこ倶楽部には、新しい家族を待っている猫たちが多くいます。
ぜひ、おおさかねこ倶楽部の公式HPも拝見して頂ければ幸いです。
おおさかねこ倶楽部より
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