【2019年夏、カンボジア渡航からカウンターパート決定】
2021/5/30 16:31
2019年9月に、私たちは新プロジェクトにむけて、様々な団体を訪問しました。当時、新プロジェクトの内容が全く決まっていなかったため、子供の教育、孤児院ビジネス(孤児院の子供たちに募金を募り、そのお金を運営者が私的に使い込むなどの問題)、児童買春など様々な方面の団体にアポイントメントをとり、直接ミーティングをしました。そこでFriendsとFirst Step Cambodiaから、男児の性的搾取の問題についての話を聞きました。ことの深刻性に反して取り組んでいる団体が1団体(FSC)であることを聞き、大きな衝撃を受けて帰国したことを今でも覚えています。
帰国後に行ったことは取り組む分野決めです。私たちは多くの議論を重ねた結果、児童買春に取り組み続けることになりました。さらに、その中でも少年の性的搾取に力を入れることにしました。
さて、ここからはパートナー団体を選ぶことになります。私たちがパートナー団体を採択するにあたって、以下の基準を設定し、候補の団体がそれらを満たしているのかどうか、メンバー全員が一人一人3つの団体をそれぞれ数値化し、考えました。
①主宰者がどのような人物であるか調べる(団体の主宰者の人物像は、団体の性質と共通するところがあるから)
②開設の動機
③ちゃんとした数字データを持っているか
④会計資料を開示しているか
⑤どのようなところから資金協力や活動協力を受けているか
⑥きちんとマネジメントされているか
⑦こちらの団体を軽視せず、対等に扱ってくれるか
⑧理念や目的があおいと合っているか
⑨あおいが協力出来そうなプロジェクトを行っているか
これらの項目を点数化し、その点数にした理由を各々考えました。それらを踏まえ、1人1人どの団体とパートナー協定を結びたいのか話し合いを重ねた結果、ミーティングの雰囲気やメールの対応の仕方から感じる直観を大事にし、カウンターパートをFSCに決定した。
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