全てのこどもに、心おどる毎日を
2021/5/11 20:13
野外保育ゆたかのこども達は、今日もお山へお散歩に行きました。
静岡の山は、もともと茶畑だった場所も多く残っており、
お茶の木が野生化して、大きく育っている姿によく出会います。
いつものハイキングコースの通路脇のお茶の木も、伸び放題。
この季節の新しい葉っぱは、本当に鮮やかな黄緑色で、
昨年の濃い緑の葉と容易に見分けがつきます。
「これで、本当にお茶作ってみようよ」と声をかけると
「おちゃ!!やりたいやりたい!」
と、数人の子が一生懸命柔らかい葉っぱを摘みました。
ゆたかの畑に戻って、お鍋で蒸すと、
段々お茶の香りがしてきます。
「うわあー、おちゃのにおいだ!」
「ほんとうのおちゃだね!」
蒸した葉を、もみもみすると、もっと匂いがたってきて
「すっごいいいにおいしてきたよ!」
熱いお湯に入れてしばらくおくと、綺麗な薄緑のお茶の完成!
「ほんとにおちゃだ!!」
「おいしい!!」
「のみたい!」と何人もの子が味見をしにきました。
「お茶」をイメージしながら茶摘みで、ワクワク💕
「匂い」をかいで、ウキウキ💕
「飲んでみて」、ハッピー💕
何かものすごく特別というわけではないのですが、
季節の恵みをいただくささやかな幸せ。
その過程で、たっくさん動く心。
自然の中で過ごすこども達の毎日は、
こんな体験で溢れています。
海も山も近くにある、豊かな静岡の自然を子育てにフル活用したい!
そして、ゆたかの子達のように、自然の中で心おどる毎日を
もっともっと多くのこども達に送ってほしい!
ゆたかの取り組みを発信することが、静岡の自然を活用した保育をする場をもっともっと増やすことにつながるといいなと思っています。
************
今年初めに静岡県内で、自然を活用した保育に取り組む園の代表者が集まって、意見交換する会に参加させていただきました。
以下でその様子がご覧いただけます。
https://greenbank.or.jp/shizenhoiku
← 活動報告一覧へ戻る