私にとっても、とても大事な「ゆたか」
2021/4/26 20:12
4月も最終週となりました。
新入園の子ども達も、段々ゆたかの生活に慣れてきたようで、泣き声を聞く回数も1日ごとに減ってきています。
今日は年長が食事の支度をしてくれる食の日でした。
1年生になった元かぜ組(年長)の子達が植えてくれたエンドウ豆を、朝新しいかぜ組が収穫して、豆ごはんを炊いてくれました。
「まめごはんいらないー!」と言っていた子も、一口食べてその甘さに、口へ運ぶ手が止まりませんでした。
卒園児の最高の置き土産でした。ごちそうさまでした!!
この豆ごはんの味に、こども達以上に感動していたスタッフなおちゃんのメッセージをお届けします。
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じゃれあって、地面に寝転ぶ。青空の中、白いお月様が見える。
「ねぇ、お月さまだよ!夜じゃないのにお月様が見えるよ!」
みんな笑顔で空を見上げる。嬉しい瞬間です。
ゆたかスタッフなおちゃんです。ゆたかに定期的に参加するようになって半年あまり、 商業地で育った私にとって、虫を採る、土をこねる、草むらを走るなどは初めてのこと。 ”ゆたか”で子ども時代を再体験しています。
ゆたかのこどもはかわいい!とにかくかわいい!泣いても笑っても、怒っても、わがまま言っても…自分に正直に生きているその姿が眩しくてたまらないのです。それだけで十分なのに、泣いている友だち、困っている友だちに寄り添い、「どうしたの?」と心配そうに声をかける姿、自分の思いと反する友だちの気持ちを受け留め、受け入れ、相手が笑顔になったことに喜ぶ姿、もうたまらなく素敵です。毎日キュンキュン♡する感激をもらっています。本当にありがたい!
そんなこどもたちに私ができることは、”私は今あなたと一緒に入れて、とても嬉しいよ”の気持ちを、声で、言葉で、表情で、しぐさで伝えること。自分にはこんなにも人を幸せにする力があるんだ!自分ってすごいんだ!ということを感じてほしいです。
”ゆたか”の自然な環境と、愛情一杯のスタッフと過ごせるからこそ、私がこう思えるのだと思います。
こどもにとってはもちろん、私にとっても、とても大事な”ゆたか”です。
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