震災当時、気仙沼市本吉町天ヶ沢地域の避難所の中心人物がこのお二人でした。

このお二人がいなければ、避難所としての機能が果たせなかっただろうと思うほどです。

長年地域のためにご尽力されているお二人に、今想うことをお聞きしました。

いつも浜わらすの活動にもご協力いただき、子どもたちへの想い・未来を語る言葉にいつも感銘を受けています。

震災から明日で10年。

たくさんの方に、今伝えたいメッセージです。

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〇浜わらす副理事長　菊地 敏男さん

「もう10年。でも、まだ10年。まだまだやる事ばかり」

これまでの10年は復興期間だったが、これからの10年は、その復興の真髄が試されることになる。

復興で失われた環境の負荷を取り戻すための活動は必要になってくるのではないだろうか。

まだまだやるべきことはある。

経済ばかりに目を向けず、私たちは自然に生かされていることを自覚し、決して忘れてはいけない。

人間も自然の一部であり、環境・生態系を大事にすることを考えて行動することが必要なのではないか。

〇畠山 幸治さん

「　若い人は創造力を！高齢者は想像力を！先の世代の原動力になる」

これまでの10年ももちろん大事だが、これからの10年をもっと考えていかなくてはならない。

若い人は創造力を！高齢者は想像力を！

ポイントは年輩者。自分たちがいなくなるから、今が良ければ良いではなく、これからの未来を想像して物事を進めなくてはいけない。

その思いが、将来的に良い方向になる。

第一に経済効果と言われる世の中だが、経済効果と言うのは結局はコミュニティーの背中に乗って走るもの。

コミュニティーがしっかりしてなければ意味がない。土台をしっかりしなければならない。

人はそれぞれ点だが、その点と点が繋がると線になる。

繋がりを大切にそして、広げていくことも大切ではないか。

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3月1日から3月31日まで、寄付サイトSyncable上でマンスリーサポーター73名募集キャンペーンを行っています。

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