ネパールの若者たちの意志を形に。農村部に農業用の水道と養蜂の設備を!

寄付先

NPO法人 DREAM-Hack

DREAM-Hack

支援総額

449,271円

/ 600,000円

75%
  • 支援総額

    449,271円

  • 支援者数

    70人

  • 残り

    終了

  • 開始日

    2021年2月23日

  • 終了日

    2021年3月21日

キャンペーンは終了しました

ネパールは神秘的な国

2021/2/28 09:34

皆さんは、ネパールと聞くと、何をイメージしますか?

「インドのそばってことは、食べ物はカレーが多いのかな。」

「気候は熱いのかな。」

なんて、初めてネパールに踏み入るまで、明確なイメージを持っていませんでした。

当ページをご覧の方の中には、ネパールに行ったことがある方や、何かしらの活動をされている方も多くいらっしゃると思いますが、

皆さんに、ネパールという国について、知っていただきたいと思います。

▼基本情報

【正式名称】 ネパール連邦民主共和国

      (Federal Democratic Republic of Nepal)

【面積】 14.7平方キロメートル(北海道の約1.8倍)

【人口】 2,970万人(2019年,アジア開発銀行)

【首都】 カトマンズ

【言語】 ネパール語

【宗教】 ヒンドゥー教(81.3%)、仏教(9.0%)、その他

【通貨】 ネパールルピー(NPR)

【識字率】 約65.9%(2011年,国勢調査)

【日本との時差】 ー3時間15分

▼多種多様な神々と共存するネパール

 ネパールには、カトマンズの人口よりも多い330万ものヒンドゥー教の神が存在するとされ、人々から崇拝されています。日本の八百万の神と近いものを感じます。特にはヒンドゥー教の最高神の一人であるシヴァ神の乗り物と言われており神聖視されいます。そのため、ネパール人の多くは水牛以外の牛肉を食べません(より厳格に守る方は水牛も食べません)。

 また、チベット仏教も広く信じられています。仏教の始祖である仏陀が誕生したのは、実はネパールのルンビニです。世界文化遺産にもなるような価値ある建造物がたくさんあるネパールですが、カトマンズには、スワヤンブナートというヒンドゥー教と仏教が混ざり合った寺院もあります。人々は信仰の自由とともにそれぞれの宗教を大切にして生活しています。

 さらに、ネパールには多種多様な民族が住んでいます。民族ごとの言語や独自の食文化もあります。いつもどこかでお祭りがあると言われていて、歌や踊りを楽しむ文化もあります。しかし、その背景には、法律で禁止されたインド古来からのカースト制度の根深い名残もあり、いまだ民族格差は開いたままです。

▼ヒマラヤ山脈と世界最高峰エベレスト

 実は、あの世界最高峰のエベレストやヒマラヤ山脈は、ネパールにあります。つい先日、ネパール人チームが、エベレストに次ぐ標高のK2を登頂したことでも話題になりました。

 現在は、コロナ禍で一時的に衰退してしまっていますが、本来のネパールでは観光業も盛んです。2019年には、延べ119万人もの外国人観光客が訪れました。そのうち、トレッキング目的の入国は約17%を占めています。ヒマラヤには、登山ガイドを生業とするシェルパ族が住んでいます。

 ヒマラヤ以外にも、魅力的な観光地がたくさんあります。

 観光客が多く訪れるポカラではヒマラヤ山脈を望みながらのパラグライディングやボーティング、チトワン国立公園ではトラやサイなどが見られるジャングルサファリなど、ネパールでしか味わえないレジャーを楽しむことができます。

 また、チトワンは開拓により急激に失われている大自然を守るため、自然保護区や野生動物保護区に指定されています。ネパールには3か所の野生動物保護区と1か所の狩猟保護区があり、国土の約8%の地域が自然保護区となっています。

▼ネパールの食文化

 インドと中国の間に位置しているネパールですが、食も両国の影響を受けています。しかし、インドカレーではなく、ダルバートを食べるのが一般的です。ダルスープ(ムング豆やレンズ豆)とバート(炊いたお米)をベースに、タルカリと呼ばれる野菜などのスパイス炒めと、サーグという青菜炒め、時にはカレースープを盛り合わせたワンプレートの定食です。

日本のみそ汁や肉じゃがのように、作る人によって味が変わったり、日によって野菜が変わったりします。

その他に、モモという蒸し餃子(揚げたり、スープにしたりと形態は様々)や、チョウミンという焼きそば、フライドライスというチャーハンもよく食べられています。

▼私が感じたネパール

 ネパールの素敵な人々、大自然、歴史を、少しだけでもお分かりいただけたかと思います。

 最後に、私が半年の滞在で感じたネパールの素敵なところを紹介します。

「人間らしさ」

 ネパールの人々は、とても逞しく、人間らしくあると感じています。

 ネパールは、給料は安いし、コンビニはないし、電波もあまりよくないし、ゴミだらけだし...

 それは、日本の生活と比べたらの話です。そんな国でも、暮らすことができています。多少の不便は、周りの人と補い合って暮らしています。私も、たくさんの人に助けてもらったから、半年というわずかな期間ですが、生活することができました。

 村の方へ行けば、野生の芋を掘ったり、狩猟をしたりして、食べている人々もいます。そして、それを独り占めせずに、おすそ分けしている様子も見てきました。

 日本では、ご近所さんの顔も知らないことがありますが、ネパールでは、お互いに協力し合って生きている。恩着せがましくもなく、それを当たり前にやっている。そんな部分に人間らしさを感じています。

もちろん、日本でも、支えあいの精神は健在です。

 私は、人間らしさも、大自然もこのままで発展してほしいなと思っています。


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代表:菅勇輝

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