▼団体紹介
NPO法人インフォメーションギャップバスターは、当事者(聞こえない人)や家族、関係者を中心に「誰もが暮らしやすい豊かなコミュニケーション社会」の実現を目指して、聞こえなくても電話を使える電話リレーサービス(2021年度から公的サービス化)、もしもの時に安心できる医療手話通訳、職場のコミュニケーションなどに取り組んでいる団体です。
▼プロジェクトの内容
今回は、家族内のコミュニケーション問題についてみんなで考えるイベント「家族をみんなでカンガエルーシンポジウム」を2021年1月30日に行おうとしていますので、是非とも応援ください。
ストーリー
▼テーマ
家族内でのコミュニケーションバリアへの対応
個人の発達や人格形成、学校や職場でのコミュニケーションバリアへの対応、自分の家族を持った際の家族内のコミュニケーションバリアへの対応を共に考える。
体験と知恵の継承、そのための連携
「成人の聞こえない人、※SODA(ソーダ、聞こえない兄弟姉妹を持つ聞こえる人)、※CODA(コーダ、聞こえない親を持つ聞こえる人)」から「次世代の子ども、子育て中の親、祖父母、教師等の関係者」への体験と知恵の継承、そのための連携を図る。
ヤングケアラー問題について考える
ヤングケアラー(家族のケアをする子ども、ケアは物理的、精神的なもの、通訳等も含まれる)の問題について考える。
【開催日時】2021/1/30(土)13:30~17:00
【開催形式】ハイブリッド形式(会場+オンライン)
【場所】稲城市中央公民館ホール (定員50名)、オンライン(Zoomウェビナー) (定員200名)
▼家族をみんなでカンガエループロジェクトを立ち上げたきっかけ
コミュニケーションの原点は家族にあり、特に親子、きょうだい(兄弟姉妹)などのコミュニケーションは一生にわたって影響を及ぼします。家族内でコミュニケーションが上手くいかなかったり、一方通行であったりすると、その後のアイデンティティ・人格の形成、人間関係などに影響を及ぼします。
当団体の理事で聞こえない弟と一緒に育った藤木和子弁護士が「家族について話そう!」を呼びかけたところ多くの人が「話したい!」と集まり、もっと多くの方が語りある場を作る必要があると考え、本プロジェクトを立ち上げました。
▼プロジェクトの展望・ビジョン
今後も、年1回くらいのペースで、シンポジウムを開催し、体験と知恵を継承し、連携のきっかけづくりをしていきたいと考えています。聞こえる人と聞こえない人がいる家族を体験してきた大人たちの体験が、子育て中の親御さんや関係者、周囲の方々、そして、次世代の子どもたちにつながり、障害種や障害の有無を越えて多くの方々に広がっていくことを願います。
▼寄付の使い道【15万円の詳細】
情報保障費:5万円
撮影用器具レンタル費用:5万円
通信配信器具レンタル費用:5万円