「NPOって何をしているのかわからない。」
「寄付をしたら、それがどう使われるのかもわからない。」
市民には少なからず寄付することを妨げるNPOへの不信感があり、NPOが社会課題の解決に取り組むための資金が不足しています。
私たちは寄付する喜びを広げることをミッションに、これまで講座や相談事業を実施してきました。
その集大成として、NPOが市民の皆様から信頼を得て、寄付を取り入れた経営を実現するための、NPO向けコンサルティング事業「F,Lab」を立ち上げます。
このキャンペーンでいただいたご寄付は「F,Lab」を立ち上げる準備をするために使われます。
まだ、あまり理解されておらず、そのポテンシャルを最大限に活かせていない、町のヒーロー、NPOへ、一緒に勇気を届けていただけませんか?
NPOこそ、この時代に必要であると私たちは信じています。
ストーリー
寄付する喜びを広げる。あなたと。
あなたは寄付をしたことはありますか?
きっと、一度くらいレジで募金箱にお釣りを入れたり、街頭募金の呼びかけに答えたりしたことがあるんじゃないでしょうか?
では、もう一つ質問です。
その寄付が「社会の役に立った」と感じたことはありますか?
実は、内閣府の調査では「社会の役に立ったと思えないこと」と「NPOに不信感があること」が寄付を妨げる要員としてあげられています。私たちGiftはこれはとてももったいないことだと考えています。
なぜなら寄付をすることでしか得られない喜びがあるからです。私たちはあなたを含めた市民の皆さんが「寄付をしてよかった」という喜びを広げるために、NPOの寄付集めをサポートしています。その先には、楽しくて豊かな公共を思い描いています。
想像してみてください。日本に住む1億人が毎月100円だけNPOに寄付をしたら毎月100億円ものお金が困っている人のために使われるようになります。あなたは寄付をして楽しく、NPOは想いに忠実に活動ができ、困っている人たちは生きるのが楽しくなる。そんな楽しくて豊かな公共に向けてGiftは寄付する喜びを広げています。
NPOに寄付を取り入れた経営へのシフトを促す
では、実際、NPOはどのようなサポートを必要としているのでしょうか。NPOの運営するみなさんには次のような様々な「お金の悩み」があります。
「当事者からさらにお金をもらうわけにはいかず、会場の補修や備品の買い替えができない」
「ミッションから少しずれるけど、人件費のために依託事業や助成金を取らないといけない」
「ご寄付はいただけているけど、場所代や通信費などの毎月の固定費を負担することは難しい」
一見多様に見えますが、いずれも資金不足による悩みです。そのため、どうしても直ぐに「もらい方」の話になってしまいます。しかし、本当は「使い方」の議論の後に「もらい方」について考えなければなりません。その理由は次の三つです。
1,出し手の意向に引っ張られず、ミッションに忠実な活動を続けるため
2,闇雲に活動を増やさず、効果的な活動計画に変更するため
3,個人のスキルの問題で片付けず、組織デザインの改善につなげるため
そこで、お金の「もらい方」と共に、次の3つの方針で「使い方」のサポートが必要です、
1、より効果的に成果を上げる組織デザインと進捗を評価するスキームを作る
2、お金の出し手と利益の受け手をつなぐコミュニケーションの仕組みを作る
3、団体内部のファイナンス管理者を育成する
そこで、私たちは今後、NPOのファイナンス支援プラットフォーム「F,Lab」を立ち上げ、上記の方針に従い、NPOを運営するみなさんをサポートしていきます。具体的には次の4つのサービス提供を予定しています。
1、NPOのファイナンスに関する情報提供(F,Lab全体:月2回 2時間)
2、NPOのファイナンスに関する実務トレーニング(F,Lab全体:月2回 2時間)
3、NPOのファイナンスに関する相談支援(各団体:月1回 1時間)
4、「F,Lab」参加者によるピアサポートプログラム(F,Lab全体:月1回 2時間)
私たちは「F,Lab」を通じて、NPOのみなさんがより短い期間でより多くの資金を調達できるようになり、よりよくミッションを果たすことができるようなサポートを実施します。
Giftの2021年度上半期成果
<デモクラティックスクールまんじぇ>
Giftが伴走を始めてから、初めて寄付キャンペーンをスタートさせました。
寄付キャンペーンで寄付してくれた方との対話で運営者の方がこのようなコメントをくれました。
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「信頼」だなぁと思う。「信頼」をくれている。
まんじぇでも関係性において大切にしているけど、「信頼」が、人と人の思いをつなげてひろげてくれていると思う。
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<ひなたぼっこ>
団体を立ち上げる前から相談を受け、現在では、町の健康相談会や車椅子ユーザーの方とのバリアフリー街歩き等の企画を行っています。次のようなコメントを頂きました。
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イベントの企画に関わっていただき、内容や構成などアドバイスを頂きました。その結果参加者の方からとても好評頂き、また、参加費という形でしたが、団体として活動を始めてはじめての収益になりました。
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累計相談件数:70件以上(団体数:35団体)
会計講座受講団体:38団体
FD講座修了団体:16団体
オンラインサロン 登録団体:16団体
寄付Lab 企画数:6回
寄付する喜びを広げる活動にご支援ください
その「F,Lab」を実施するにあたり、まずは私たちGiftに毎月のコンテンツ提供を開始するための最低限以下の金額が必要です。
<F,Lab開始までに必要な経費概算>
<特典>
よりよく成果を上げ、皆様に共有し、仲間の輪を広げ、さらなる成果を上げていく好循環を作っていきたいと考えています。その一歩目となる今回のキャンペーン期間中の特別な特典をご用意いたしました。
月額1000円:サンクスレター + お菓子
月額3000円:サンクスレター + 募金箱 + お菓子
月額5000円:サンクスレター + 募金箱 + お菓子 + 掲載
サンクスレター:Giftより感謝の気持ちを手紙でお伝えさせていただきます。
お菓子:小山特製の手作りの焼き菓子がご自宅に届きます。
募金箱:あなたが応援したい団体のために募金箱を一箱設置します。
協賛:Gift Webサイトなどにお名前を掲載させていただきます。
また、私たちGiftは「特例認定NPO法人」という法人格となっていますので、ご寄付いただいた方は所得税、住民税の税額控除を受けることができます。こちらの仕組みについて詳しくお聞きになりたい方はこちらよりお問い合わせください。
最後に
Giftを設立して4年目に入りました。ここにきて、新しいチャレンジを始めるのは諦めずに戦うNPOと市民のみなさんと出会ってきたからです。私たちも活動を続ける中で様々な声をいただきました。
「まだ続けるんですか?」
「自己満足じゃないですか?」
「NPOなんて時間のある余暇にやることですよ」
誰かが心の中で笑っているような気がする日も私たちは夢を捨てずに活動を続けてきました。
私たちには夢があります。
それは”Gift”が循環する楽しくて、豊かな公共を実現することです。
そのために私たちは寄付する喜びを広げてきました。NPOと市民のみなさんと一緒に。
これからさらにもう一歩前に進みたいと思っています。
どうぞ、温かいご支援をよろしくお願いいたします。