お礼とキャンペーン終了のおしらせ
2021/3/1 12:51
この度のマンスリークラウドファンディング「種っこ応援団」として継続サポーターになって下さった皆様、このキャンペーンを応援し拡散して下さった皆様に心からお礼申し上げます。
最終ゴールの150人を超え、なんと168人の応援団の皆様とこうして繋がれたことを大変嬉しく思います!
メンバー一同感謝と感動でいっぱいです!本当に有難うございます!
そして…キャンペーンは昨日で終了しましたが、私たちの活動は続きます…
私たちの活動は殺処分がこの社会からなくなるまで続きます。
私たちの一番の目標は「私たちの活動が必要なくなる社会」です。
皆様、いつの日か…そんな素晴らしい社会になることを共に願い…どうか引き続き私たちを応援して下さると嬉しいです。どうか宜しくお願いします。
~どの命も代わりのないたった一つの尊い命~
私は殺処分の現実を知った時から、ただただその命の危機にある犬猫たちを救いたい!その命が輝いて幸せに生きて暮らしていってほしい!その為にはどうしたら良いのか…と考え続け、自分に出来る限りのことをしよう。と思ってやってきました。
個人ボランティアからNPO立ち上げ、今では沢山の仲間ができ、こうして応援して下さる皆様がいて下さいます。
岡山県の殺処分を防ぐことができているのは、メンバーたち、ご支援下さる皆様と尊い命を家族にお迎え下さり大切に愛しんで下さる里親様方のお陰です。本当に本当にいつもいつも感謝しています。有難うございます!
そして、岡山県動物愛護センター所長はじめ職員の皆様のご尽力があってこそ殺処分は防いでいくことができると思っています。
行政と県民ボランティアの協働なくしては叶わぬことだと思っています。
もう7年以上前のことになりますが...私がボランティアを始めた頃は
何故こんな罪もない純粋な命たちを殺さなければならないのか…
この命たちを前にした者たちが皆でこの子たちを助ける為に力を合わせることが何より必要なのに、何故、行政とボランティアは分かり合えず、力を合わせることがこんなにも困難であるのか分かりませんでした。
センターの廊下で泣き叫んで抗議したこともありました。
処分決定の犬の犬舎の前で泣いて懇願したこともありました。
どうしたらこの子たちを守れるのか…
センターの職員さんたちや業者の方々を憎んだこともありました。
でも…
センターの職員さんたちも業者のスタッフさんたちも本当はこの現実を変えたいと思っているはず。
それでも棄てる人、迷子になっても捜さない人、命を命として尊ぶことの出来ない人、そんな人たちが後を絶たないから不幸な犬猫たちが次から次へと収容され、全てを保護してやれるスペースもなく、こんな理不尽な現実が起きているんです。
その現実の中で苦しんできたのは職員さんたちもなんだ。そういうことにも気付いてきました。
だからこそ同じ志を持って、私たちは皆さんと一緒にこの子たちのことを考えたいのです。この子たちの幸せな未来を願い、どうしたら生きて幸せになれるかを共に考え、殺処分しなくても良い方向を目指したいと願ってボランティアしてるんです。と何度も何度も話し合い、今が、あります。
今、岡山県動物愛護センターは本当に素晴らしいセンターだと思っています。
センターに収容された子たちに会いに行く時も所長や職員の皆さん、業者の方々にお会いできるのも楽しみに行かせていただいています。
ボランティア始めた頃のような暗いイメージのセンターは今はどこにもありません。業者の方々も笑顔で迎えて下さいます。皆が目の前の不幸な境遇の犬猫たちを助けるために動いています。
それでも自分勝手な人間たちは、まだ命を棄て続けます。
人間の皮を被った鬼たちは、抵抗できない純粋な罪なき命を弄び残酷な行いをしています。弄ぶ為に虐待して犬や猫を殺したり、お金のために動物たちを無闇に殺したり、自分の欲の為に不幸な犬猫を使う者もいます。
人としてこの世に生を受け、この地球を我が物顔で暮らしている人間たちの犠牲になる命たちのなんと多いことでしょう。
一人一人が少しずつ自分にちょっとだけ無理をしてでも他の命の為に動いて下されば…自分に出来ることで行動して下されば…この社会も変わっていくのかもしれません。
私たちは「私たちの活動が必要なくなる社会を目指して」これからも精一杯行動してまいります。
そして、飼い主さんのサポートができる体制つくりも必要だと考えています。
本当なら、棄てる人がいなければ…殺処分などなかったら…
当たり前に生きていられたはずの…
私たちのそばに暮らす犬たちや猫たちと何ら変わりない可愛い命たち…
助けることのできなかった命たちを私は忘れない。
保護っ子たちを抱きしめる時、あの子たちを想う…
もう二度とないように目の前の命たちに向かう。
まだ私たちの動きを止めれば、また、始まる悲しい現状があります。
だから動き続けます。
~飼い主の皆様へ~
皆様の目の前にいる可愛い命たちを大切に愛しんで下さい。
最期の時まで…
最期の時がきたら、有難うと、あなたに会えて家族になれて幸せだったよと…愛し愛されることの喜びに満ちた犬生を送らせてあげて下さい。
理事長 濱田一江
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