殺処分0を目指して~ネクストゴール100人の応援団を募集します!
2021/2/1 19:44
私としあわせの種たちとの出会いは 2016年10月に里親募集されていた「ピノ」との出会いが始まりでした。 夫と先住犬達を連れ、愛知から岡山まで迎えに行ったあの日の事を 今でもはっきり覚えています。
人慣れしていない犬を見たのが初めてで 犬舎の中で身体を小さくして怯えたり、リードに噛みついて必死に逃げようと抵抗するピノの姿に衝撃を受けました。
慣れるまでに何年かかるか分からないけども 、ピノがこれからの犬生を少しでも幸せに過ごせるように 焦らずゆっくり家族になっていこうと心に決めてお迎えしました。
ですが、私達家族のそんな決意を、ピノはいい意味あっさりと裏切ってくれました。
あんなに人に怯えていたピノでしたが、お迎えして1週間後には 尻尾を振って、お出迎えしてくれるようになりました。
これまで人を避け野山で家族で身を寄せ合い、ひっそりと暮らしていただけのピノが、人の勝手で家族と引き離され檻にいれられ命の期限を付けられる。
人を恨んでいても仕方ないはずなのに、自ら人に心を開き、私達と家族になってくれました。そんなピノの姿を見て、ピノと同じように収容されている子達を殺処分から救いたい!
あの子達がこれからの犬生をできるだけ幸せに過ごせるように 岡山と愛知で離れているけれど、 そんな自分にも何か出来る事があるのなら! と活動のお手伝いをするようになりました。
私は、人も犬も命の重さは同じだと思っています。
ですが、センターに収容された犬達は 病気をしていたり、人に慣れていなかったり、威嚇したりすると殺処分対象となってしまいます。
人間の手を煩わせない犬が「良い犬」なのか?
誰でも病気をしたり、苦手なことがあったり、イヤだと思う事もあるのではないか?
私達人間では当たり前の事でも、収容された犬達は殺処分対象とされてしまうのです。
そんな犬達に手を差し伸べ、向き合う事は簡単な事ではないかもしれません。 ですが、何もできないわけでもありません。
皆が少しずつ優しい気持ちを寄せてくだされば救える命があります。
人間の勝手な物差しで計られ、生きる自由を奪われた犬達を一頭でも多く救いたい。
殺処分から救うだけではなく、新しい家族を見つけこれからの犬生を幸せに不自由なく過ごせるようにサポートしてあげたい。
収容された犬達皆にその権利があり、例え一頭でも処分させたくありません。
メンバーになった当初は、愛知に住む自分に何ができるんだろう・・・ と思っていましたが、預かりボランティアや関東方面にご縁を頂いた子の一時預かり、 そして里親希望者様の応対や、搬送ボランティア等、思ってた以上に出来る事がたくさんありました。
遠く離れた岡山と愛知ですが 愛知に住んでる自分だからこそ出来るサポートを続けて 殺処分ゼロを目指していきたいと思います。
愛知メンバー 田中 朱里
田中家保護っ子blog:https://ameblo.jp/shiawasenotanetachi/theme-10113484761.html
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