ストーリー
実は、わたし誕生日が大の苦手です。
「お誕生日おめでとう」は、毎日が世界の誰かの誕生日なのだから、「毎日おめでとう」でいい、と思っています。
ましてや、じぶんの誕生日なんて、祝ってもらうのは気恥ずかしく、こうして仕事をさせてもらい、ご飯を食べさせてもらい、たくさんの着物をもらい、毎日いろんなおもしろい出来事に遭遇させてもらって、ありがたいかぎり。ほんとに、いつもどおりに「おはよ!」って挨拶できたら、うれしいんです。
ところが、バースデードネーションというのがあるんですね。
バースデードネーションとは、誕生日プレゼントの代わりに寄付を集めるキャンペーンのこと。
そこで、今年の誕生日は、コロナのなか事業の継続の難しいNPO、ココルームへの寄付をお願いさせていただけませんか?
自分の誕生日へのプレゼントを、代表であるココルームへの寄付にお願いするなんて、あまりに組織と自分をくっつけすぎて、よくないなあ、と思います。
ココルームをたちあげ、18年つづけてきて、今年わたしは51歳になります。
そろそろ、次の世代へ渡していくための、準備をはじめようと思っています。
そのためには、経営基盤を少しでも整えてから・・・と思うわけです。そのためには、コロナではあるけれど、できればこの建物を維持し、事業や活動の選択肢のある状態で引き継ぎたいと考えます。
格好つけずにそのまま渡したらええやん、と思う自分も確かにいますよ。でも、ぎりぎりまでやれることをやっておきたいと考えています。
多くのNPOや社会活動を行う団体の世代交代が難しいというのは、よくわかります。
この間、釜ヶ崎芸術大学では、誤読・社会的インパクト評価「呱々の声をあげる」でココルームを検証しています。その中で、「ことば」と「表現」が大きな意味を持っていることを感じました。わたしがよく使うのは詩のことばで、論理的でなかったり、構築が苦手なので、あまり役にたたないかもしれませんが、ことばにしていくことは、あきらめません。
ですから、わたし自身がしばらくの間、経験する世代交代におけるあれこれも、ことばにするようにしますから、なにかのおりに読んでいただけるようにしますね。それが、お返しになるといいなと思っています。
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