ストーリー
こんにちは、早稲田大学文化構想学部3年の香山千晴(こうやまちはる)です。
私事ながら、今日、11月16日で21歳の誕生日を迎えます。
この21年間、たくさんの人々に支えられながら質の良い教育を受け、自分の人生を自分で選択できていることに心から感謝しています。ですが、途中で悩み・苦しみ・危険をいくつも経験しています。私はそれらを乗り越えて今こうして他者のサポートに乗り出していますが、自分の力ではどうにもできず、家計・家族・学力・人間関係といった様々な要因のせいで、自らの不安を乗り越えたり思うように生きることができない子どもたちが多くいます。
虐待や不登校によって居場所を見つけられない子ども、家庭の背景が原因で勉学に集中できない子ども、学校や親の言葉に左右され続けて自分の意思決定が苦手になってしまった子ども、親の言動から安心感を得られずに過激な自己表現が身につき友達とコミュニケーションがうまくいかない子ども……。表面上では気付きにくいけれど、周りの助けを必要としている子どもは思っているより多いものです。そしてその子どもたちと面と向かって関わり、みんながそれぞれの素晴らしさを発揮しながら少しずつ成長していく様子を見ていると、「支援できて良かった」「もっと多くの子に輝いてほしい」といった温かい感情が湧いてきます。
全ての子どもたちが安心し、のびのびと成長できる社会を実現させるため、2度目のバースデードネーションは自分が居場所支援インターンとして活動しているNPO法人Learning for All (LFA)に寄付させていただきます。
今年は、誕生日プレゼントの代わりに、バースデードネーションをお願いできませんか?
画面右下の「支援する」ボタンで500円から寄付できるので、是非気軽な気持ちで寄付をお願いできると嬉しいです!
※ 寄付金は決済手数料を除いて全額団体に寄付されます。
■ 私とLFAとの繋がり
春にボランティアとして居場所支援の活動をし、ご縁があって8月からはインターンとして、居場所作りと学習支援の両方の役割りを果たす拠点で子どもたちと過ごしています。
■ 私がLFAのために寄付を集めようと思ったきっかけ
昨年初めて行ったバースデードネーションは別の国際NGOが寄付先でした。今年は私が今最もコミットしている団体に寄付をしようと思い、LFAの活動のためにバースデードネーションを立ち上げました。
■ LFAについて(公式サイトより)
落ちこぼれなんかいない。
大人が見過ごしているだけだ。
子どもを見捨てない。
誰一人として、絶対に。
Learning for AllのAllには、
そんな決意が込められています。
貧困、虐待、発達障害、いじめ、社会的マイノリティなど、日本に数多くいる、生きづらさを抱える子どもたち。
彼らが、勉強についていけなくなったり、不登校になったり、未来を諦めてしまうのは、本人や家庭だけの責任でしょうか。
そうではなく、私たち大人の責任でもある、と思うのです。
社会が断ち切らなければ、貧困は再生産される。
だからこそ、対症療法ではなく、本質的解決が求められています。
すべての子どもが自分の可能性に気づき、最大限に発揮できる。
そんな社会を実現させるために、私たちは走りつづけます。
子どもの貧困に、本質的解決を。
■ 寄付金の使いみち
例えば…
500〜1000円で1人の子どもの調べ学習と発表に必要な文房具・道具が揃います。1000〜2000円で特性のある子どもも楽しめるような児童図書を増やすことができます。
このような学習道具は、子どもたちがいわゆる「学習」という型にはめられることなく、各々の個性に基づいて自由に学びを深めるための教材となります。
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NPOの活動は、社会というざるの網目をすり抜けてしまった人々の受け皿になるものだと個人的に考えていて、全員を抜かりなく受け止められているわけではないかもしれないけれど、NPOの支援によって支えられている人々はたくさんいます。
私のバースデードネーションを機に、他者のサポートをする国内外のNGO/NPOに対する理解が少しでも進みますよう願っています。