ストーリー
みなさん、こんにちは!
ピースボートの松村真澄です。日頃の温かいサポート、心から感謝申し上げます。
私は12月2日で44歳の誕生日を迎えます。今年は、誕生日プレゼントの代わりとして、関わり始めた新しいプロジェクト、「議員ウォッチ」への寄付を募りたいと思います。
■ 「議員ウォッチプロジェクト」に感じる希望
ピースボートのスタッフとして、数年前、ラテンアメリカの若者たちを船に招き、意見交換をする、というプロジェクトを担当しました。対象国のキューバは月給約30ドル、ビザなどの手続きも複雑。選ばれた若者は、夢のようなクルーズ招待を心から喜びました。それも束の間、彼はクルーズ期間に選挙があることに気づきました。「国の大切なことを決めるのに、不在にはできない、辞退する」と言うのです。政治に関わる感覚の違いに驚いた記憶が残っています。
もう一方で、ピースボートのおりづるプロジェクトでは、被爆者のみなさん、それを継いでいこうとする若者たちに出会いました。2017年、核兵器禁止条約成立には、多くの方が泣いて喜びました。しかし、禁止条約に日本も批准すべき、という意見が70%以上であるこの夏の世論に対し、国会議員の条約賛同は20%以下。市民の声が届かない現状を残念に思いました。
そんな時、「議員ウォッチプロジェクト」https://giinwatch.jp、それに関わる大学生らに出会いました。政治に積極的に関わりたい、という彼らは、SNS、メール、Fax、ときに電話を通じて条約の大切さを訴え、議員ウォッチャーズ(ボランティアの方々)と日々活動を進めています。「Go To ヒジュンキャンペーン」https://giinwatch.jp/news/49/を立ち上げ、16%だった国会議員の条約参加への賛同を22%まで伸ばしています。
核兵器に関する議論には、エネルギーが必要です。みんなで情報共有しながら、少しずつ前進しています。スマートフォンを通じてのユニークな政治参加の形に、希望が持てると思いました。
■ 寄付金の使いみち
いただいたご寄付は、「議員ウォッチ」サイトの維持や、向上するための費用、面会、勉強会、調査費用などに使われ、核兵器禁止条約の日本の参加を後押しします。
画面右下の「支援する」ボタンで1000円からご寄付いただけます。マンスリーサポートは、月々300円から可能です。※ 寄付金は決済手数料を除いて全額団体に寄付されます。
ご支援、よろしくお願いいたします。