【クラウドファンディングへのご支援の御礼とご報告】
2020/12/23 17:31
たくさんの応援、ご支援ありがとうございました!!
11/9(月)~12/20(日)までの、42日間、
フリースクール運営10周年の節目に
不登校で悩む多くの子ども達に「大丈夫」を届け、「安心の学び場」で、これからも受け入れを続けていくために実施した
学校で君の世界は決まらない。子ども達に「大丈夫」を届け続けたい!
フリースクール『次の10年募金』 クラウドファンディングは
12/20 23:59を持ちまして、終了いたしました。
今回のチャレンジを、本当に多くの方に見守っていただき、たくさんのご支援、応援をいただきました。
心より感謝申し上げます。ありがとうございました!
クラウドファンディングは終了いたしましたが、新聞報道などを見て、今もお問合せいただいております。ご寄付は、お振込みやHPから、引き続きお受けしております。
ここで、いただいたご寄付についてのご報告と、これからの活動や、目指すものについて、少し長くなりますが、お話しさせていただきます。
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今回のクラウドファンディングは、42日間で
49名 の皆さまから 29万2,000円
のご寄付をいただきました。また、お振込みや、手渡し、HPからいただいたご寄付を含めると
108件(個人・法人・団体) の皆さまから 111万1000円
のご寄付をいただきました。改めて、ご支援いただきました皆さまに、感謝申し上げます。ありがとうございました!
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「誰ひとり取り残さない」
SDGs(持続可能な開発目標)の認知の広がりや、社会的関心の高まりもあって、県議会や市議会の議員の方の視察も、年々増えておりましたが、今年はさらに頻繁にお問合せいただくようになっております。
年明けには、岩手県議会議員の皆さん勉強会で、子供たちや保護者の皆さんと、フリースクールなどの支援機関が置かれている状況を説明させていただく機会をいただきました。
10年間、目の前の子ども達に寄り添って積み上げてきたことは、より多くの子ども達が置かれている現実を変えていくための道に、しっかりと繋がっているという自覚と責任を新たにしております。
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「環境次第で、子ども達の可能性はどんどん広がっていく」
ということは、私たちが活動の中で何度も感じてきたことです。
そして、学校という選択肢が、自分にとって辛く苦しいものとなった時、それ以外の環境が、いかに希少なのか。保護者の皆さんから、祈るような訴えも、しばしば聞いてまいりました。
そして、自分に合った環境や学びの選択肢に出会えず、悩み、苦しむ子ども達との出会いは、絶えることがありませんでした。
活動を始めた10年前から、小中学生の数は、100万人少なくなりました。
20年前からは、200万人。現代は、子供の数が減り続けている時代です。
そんな時代にあっても、7年連続過去最多を更新して、18万人以上の子ども達が不登校にあり、10人に一人とも、4人に一人ともいわれる子ども達が、「不登校傾向」という推計もあるほど
子ども達の学びと育ちに関わる環境には、改善されるべき重大な課題があります。
子ども達の不登校に向き合う、保護者も、多くの方が、たくさん悩み、苦しんでいます。
「わがままを助長している」と見られ、苦しい中さらに追い詰められてしまったり、不登校になった我が子の命の危険を感じ、心配で仕事を辞めざるを得なかった保護者の方とも、何人も出会ってきました。
また、とても真面目に一生懸命に子ども達と向き合い、責任を感じて苦しみ、心を病んで休職される先生方とも出会ってきました。
そうした現状を変えること
子ども達の未来へと続く「多様な学びと育ちの選択肢」を広げていくことこそが、必要な取り組みだと考えております。
現状、「フリースクール」はあって当たり前の選択肢ではありません。
2015年の文科省の調査でわかった、フリースクールは474か所でした。
近年は、700くらいに増えたのではと話す専門家の方もいらっしゃいますが
私立の学校法人や、福祉施設などのような補助金がない、フリースクールという業態は、必要とされつつも困難な経営を続け、縮小、閉会するところも珍しくありません。
フリースクールを利用したくても、そもそも近くになかったり、経済的な理由で、利用したくても利用できないご家庭も沢山あります。
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「社会を変えていく」
子ども達が大人に、社会に、受け止められて、自分に価値を感じながら笑顔で成長していけるように。
それができていない現実を一つ一つ変えていき、新しい現実を生み出していくために。
私達はこれからも、変化を生み出す仲間を募り、活動を広げる資金を集め、届けられるべき声を届けてまいります。
~ 今後の活動について ~
キャンペーンが終わった後も、子ども達が安心して生き生きと学べる環境を広げていく私たちのチャレンジは続いていきます。
今後も、ご寄付を、HPやお振込みで受け付けしております。
ぜひ、「子ども達の学びや成長に貢献する」形で、社会貢献をお考えの個人や企業の方がいらっしゃいましたら、盛岡ユースセンターをご紹介いただけないでしょうか。
当法人へのご寄付は、寄付金控除などの税制上の優遇措置の対象となります。(所得税、法人税、相続税)
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「すべての子ども達が、自分に価値を感じながら、笑顔で成長できる社会」を実現すること。
それを目指して、私たちは活動しています。
そうした社会を創るための変化を生み出し、大きく広げていくことが、私たちの取り組みです。
いま生まれた子ども達や、これから生まれる子ども達が出会う社会では
自分らしさを大切にしながら、安心して学び育てる環境が広がっている社会になるよう
多くの皆さんと力を合わせて実現していきたいと考えています。
引き続き皆さまからの応援を、どうぞよろしくお願いいたします。
追記
キャンペーンをご支援いただいたファンドレイザーの鎌倉幸子様、長谷川拓海様、寄付用のチラシを作製いただいた林田全弘様には、特段のご支援をいただきました。
あためて御礼申し上げます。ありがとうございました!
【ご寄付の受付について】
盛岡ユースセンターHP (寄付用ページ)
https://www.morioka-youthcenter.com/contribution.html
寄付用 団体ページ(VISA,MASTER,Amazon Pay)
https://syncable.biz/associate/morioka-youth-center
【お振込み】
東北銀行 大通支店 普通預金 3188088
特定非営利活動法人盛岡ユースセンター 理事長 又川俊三
※ 寄付控除に必要な領収書をお送りいたしますので、お振込みいただいた後に、下記のメールへ①住所・②氏名をご連絡ください。
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