「通いたい子が行くところ」
2020/12/10 19:26
インターンの長谷川です。
自分の好きなことに取り組んだり、勉強をしたり、話したり、みんなでゲームをしたり…
ユースセンターの日常から感じたことを私なりに書いてみたいと思います。
フリースクールの知識がない私が一番感じたのは、生徒さんたちがとてもイキイキとしていることです。
自分の興味関心のあることに物凄く詳しい様子や、自分自身の課題を克服しようと頑張る姿に、刺激を受けました。
生徒さんはいつも楽しそうに色々なことを教えてくれます。例えば、車の話や、ゲームの話、アイドルの話…
本当に様々な分野にわたって多くの知識を持っています。私にはわからない分野の話のときも、嫌な顔せずに一つ一つ説明してくれます。
「フリースクールは不登校の子が行くところ」という認識が、「フリースクールは通いたい子が行くところ」に変わりました。
ユースセンターは登校の強制がなく、行くこともやることも自分の意志で決められます。毎日が自分自身の選択の上で始まります。
だからこそ、自分自身に向き合い成長につながるのではないかと感じます。
しかし、「フリースクール」というものの認知度が低いと感じます。お恥ずかしながら、私自身、インターンをするまでフリースクールを知りませんでした。不登校児童の増加、フリースクール生徒数が増加しているという事は、学校以外の選択肢を求めている子どもが増えていると言えます。不登校になってから次の行き先を決めるのではなく、不登校になる前から選択肢を持てるようになれば「学校がすべて」というしがらみから少しは解放されるのではないかと思います。
自由な雰囲気の中で濃密な時間を過ごせる空間が、多くの人の選択肢の一つになればいいと思っています。
朝、自分自身の選択で登校し、自分自身の選択でやりたいことを決め、自分自身の選択で帰る毎日は、選択の連続だと思います。
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