コロナ禍で影響を受けたバングラデシュの家庭の経済と子どもたちの学びをマイクロファイナンスで支えるためのスタート資金を募集中!

寄付先

認定NPO法人 アジアキリスト教教育基金

ACEFスタッフ

支援総額

743,000円

/ 1,000,000円

74%
  • 支援総額

    743,000円

  • 支援者数

    88人

  • 残り

    終了

  • 開始日

    2020年10月30日

  • 終了日

    2020年11月30日

キャンペーンは終了しました

ストーリー

ACEFはバングラデシュの子どもたちの未来のために、10月31日から11月30日までバングラデシュの貧困層の生活の再構築と自立を目的としたマイクロファイナンスの原資を集めるクラウドファンディング・キャンペーンを行います。アジアの隣人であるバングラデシュの子どもたちと家庭を応援する寄付をぜひお願いいたします。

■ 学生ボランティアからのメッセージ


私たち学生ボランティア3人は、4月後半からACEFでの活動を始めて以来、バングラデシュの教育事情や現在のコロナウイルスによる影響、BDPスクールの状況などをACEF会員の方々や現地のスタッフと話し合いをする中で沢山のことを学び、より多くの方々に知っていただけるようSNSで発信してきました。

活動する中で特に印象に残ったのが子どもたちの作文です。「おばあちゃんがコロナに感染してしまった」、「お父さんの仕事が無くなってしまった」、「学校に行って友達と会いたい」ー彼らの文章からはバングラデシュの逼迫した状況が生々しく伝わってきました。

日本ではまだ色々と不便はあるものの、徐々にウィズ・コロナの新しい日常が始まりつつあります。しかし、バングラデシュでは生き延びるのに必死な毎日が続いています。特にBDP小学校生徒の保護者は日雇い労働者が多く、切迫した状況にあります。バングラデシュでは先日年内の学校再開が難しいと報道されましたが、いざ学校が来年実際に始まったとしても、家族の仕事を手伝うために学校に戻ってこられない子どもたちがいるかもしれません。

東日本大震災の時には、バングラデシュの子どもたちが大切なお金を集め日本に寄付をしてくださったと聞きました。今度は私たちが彼らを支える番なのではないでしょうか。皆さまからのご寄付はマイクロファイナンスを通じて経済的に貧しい家庭を支え、そして何よりも子どもたちの教育を支えます。

教育は希望です。現地での教育を止めないよう、バングラデシュの子どもたちと家庭を応援する寄付をぜひお願いいたします。


※ 寄付金は決済手数料を除いて全額団体に寄付されます。

当団体は認定NPOですので、寄付金控除の対象となります。領収書を発行しておりますので、確定申告の際にお使いください。

クレジットカードやアマゾンペイによる寄付ではなく、他の方法で寄付をしたいという方は、ACEF事務局(メール:info@acef.or.jp、お電話:03-3208-1925)にお問い合わせください。

■ マイクロファイナンスについて

マイクロファイナンスとは、銀行から融資を受けることのできない貧困層の人々向けに少額の融資や預金を行う金融サービスです。貧困削減という社会問題の解決が目標となっており、人々は無担保で資金を借りることができます。

このマイクロファイナンスの特徴は5人1組のグループを組み、順に融資を受けることです。連帯責任のために返済率がとても高くなっています。融資は新たな事業の立ち上げ、原材料の購入、子どもの教育費など使用され、貧困の連鎖を防いでいます。

■ ACEFとBDPについて

特定非営利活動法人アジアキリスト教教育基金(ACEF)は1990年に元医師のミナ・マラカールと創設者船戸良隆が「教育がすべての協力の基である」という考えから、バングラデシュの教育支援を行ってきました。創立以来、バングラデシュのNGO団体であるBasic Development Partners(BDP)とパートナーシップを組み、寺子屋で年齢や障害の有無、家庭の事情に関係なく、皆が通えるように午前と午後の二部制としたノンフォーマル教育などを行っています。

2000年からは職業訓練校を開講し、小学校卒業後中学校に進学しない子どもたちが少しでも自らの力で貧困のサイクルから抜け出せるように技術を身につけています。子どものニーズに対応した学校展開や職業訓練を行うことで、従来のフォーマル教育ではカバーすることのできない教育支援のあり方を確立しています。活動を始めてから30年がたった今、バングラデシュは経済発展が著しく識字率も73%まで上がりました。

しかし、今回の新型コロナの影響を受け、学校に通えない子どもたちが出てくることが予測されます。ACEFは今後も(SDGsの理念と目標である)『誰一人取り残さない教育』を目指して教育支援を継続し、新たに環境教育やマイクロファイナンスなど新しいことにも取り組んでいきます。

■ なぜマイクロファイナンスに取り組むのか?

BDPがマイクロファイナンスを始めるにあたり、次の3つの目的があります。

⑴ 生徒の家族が安定した生活を送ること。                  コロナの影響により職や収入を失った家庭がBDP小学校に数多くいます。そんな困難な状況の中で、児童労働をする子どもが増加してしまわないように、安定した生活を送れるようサポートしたいという思いがあります。

⑵ 親や子どものモチベーションを向上すること。               預金制度やグループ組織化を定着させることで各家族の目標設定、そして集団でいることの仲間意識が芽生え、生活・教育においてモチベーションが向上するようサポートすることも目的の1つです。 

⑶ BDP小学校の教育費をマイクロファイナンスで補うことです。        現在、資金源は寄付に頼っていますが、持続可能な運営をし、安定した質の高い教育を受益者に届けるためには資金面での自立が必要不可欠だとBDPは考えました。

■ BDPのマイクロファイナンスとは

BDPはACEFとミーティングを行った際、「時間が経つにつれて、受益者たち自身がBDPと他のマイクロファイナンス機関の違いや、BDPのマイクロファイナンスの良さを実感してくれるのではないかと思っている。」と話してくれました。バングラデシュには他にも多くのマイクロファイナンス機関がありますが、学校を通じたマイクロファイナンスにすることで女性のエンパワメントだけでなく、子どもの教育参加率を向上させることができます。

「すべての基」である教育をバングラデシュの子どもたちが受けられるよう、ACEFそして、BDPはこれからも尽力していきます。皆さまのご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

■ 寄附金の使いみち

寄付金はBDPのマイクロファイナンス事業の原資となり、貸付金として使われます。原資が多く集まるほどに、貸し付ける人数も増やせ、たくさんの人が家庭でできる小さな事業に挑戦するチャンスが増えます。また、マイクロファイナンスが軌道に乗れば、これまで支援者様からの寄付にのみ頼ってきたBDP小学校の運営費用が補われるようになります。

■ 最後に 理事長からのメッセージ

アジアキリスト教教育基金では学校へ行けない子どもたちのために過去30年支援を続けてきました。その間、バングラデシュの社会状況も大きく変わり、公立の学校も増えてきました。そういう意味では教育の機会が子どもたちに提供されるようになってきています。

ところが、現在のコロナウィルス感染により、人々は今経済的危機状態に陥っています。貧しい家庭はそんな中で、さらに貧しく、その日を乗り越えること自体が緊急課題となっています。ACEFでは、そのような状況の中で、社会で取り残される一番弱い立場にある人々、そしてさらに弱い立場に置かれる子どもたちのために支援を続けたいと願っています。

緊急募金も一つの方法ですが、恒常的に人々の生活が改善されることを支援することが、継続して支援をしていくために必要であると思われます。

ACEFではこの度、バングラデシュの人々が自らの生活を建設的に改善していくことを目的としたマイクロクレジットの実現を応援することになりました。その為に、最初に必要な資金を、是非皆様のご協力により募りたく思います。どうぞ、バングラデシュの子どもたち、そして貧困に直面する人々のためにご協力ください。

                       ACEF理事長 荒谷 出 

認定NPO法人

アジアキリスト教教育基金

〒1690051

東京都新宿区西早稲田2-3-18-26

0332081925

https://www.acef.or.jp/

代表:荒谷出

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