初めましての方は初めまして！

そうでない方、いつもありがとうございます！

（非営利型）一般社団法人Nancy代表理事の住田涼と申します。

本日から、僕たちと子どもの未来を育んでいく仲間「 #Nancy育て隊 」500名の募集を開始しました！

今の日本は諸外国で最も子どもたちが将来に夢や希望を持てず、失敗を恐れて挑戦できないというデータが内閣府から出ています。

そしてその傾向が国内でもっとも顕著なのが岐阜、というデータを岐阜市が出しています。

そのため岐阜の子どもたちが将来に夢や希望を持って、失敗を恐れず挑戦できるようなキャリア教育を確立することができれば、そのキャリア教育は日本や世界の子どもたちにも大きく貢献することができるのではないか？

そう考えて「岐阜でしっかりノウハウを溜めてから他地域へ展開しよう」と思っていました。

しかしTeach for America創業者の方の「自国で質を高めてからと考えていたけど思い切って世界に展開してみたら、各地でのノウハウが集まるようになって自国でのプログラムの質も高まった」という言葉や、佐俣アンリさんの「規模を100倍にしろ」という言葉でハッとしました。

結局、自分は「もっともらしい理由を並べて、自分がコントロールできる範囲を超えることに恐怖を感じていただけなんじゃないか？」と。

今年新しく始めた事業などはまだまだ見直すべき点も多いのですが、4年前から続けている小学生が仮想都市の運営・発展を通して主体性・協調性・創造性を身に付ける「ぎふマーブルタウン」は経済産業省のキャリア教育アワードで表彰をいただき、今では多いときで1日790名もの小学生が参加するイベントになっています。

もちろん「改善点が存在しないような完璧なコンテンツか？」と言われればそんなことはないものの、とは言え「完璧を追い求め続けていたら一体、日本中の子どもたちに届けられるようになるのは果たしていつになるのか？」と感じたのです。

1日でも早く、今の100倍もの規模の子どもたちに、未来に対して前向きになれるようなキャリア教育を届けるためにはどうすればいいか？

それを考えたとき特に必要だと感じたのが資金と関係人口です。

実を言うと、僕たちNancyには継続的な収益が十分にないため、事務局すらまだありません。

僕を除いてNancyに関わる全員が、何かしらの本業を抱えながらボランティアで関わってくださっています。

幸か不幸か、ボランティアだけの運営体制で1日790人もの小学生（当日ボランティアなども含めると来場者は1,000人ほど）が集まるイベントに成長してしまったのです。

なので外から見たら「国からも表彰されるような大規模なイベントを運営しているものすごい団体」のように見えるかもしれませんが、実際はほとんど1人NPOみたいな状態を数人のコアメンバー（ボランティア）が支えてくださっているという、かなり組織基盤が危うい状態で成り立っています。

僕自身も今の給料が無い状態でこのまま続けていけるかというと、ライスワークを探さなければ生きていけなくなるのはもう時間の問題です。

しかし生きていくためにライスワークを選んでしまえば、僕たちがやっているキャリア教育をより多くの子どもたちに展開していく余裕はおそらく無くなってしまいます。

なのでまずは、どうしても足元を固めたい。

そして同時に他地域へと展開していきたいと考えたときにどうしても必要になるのが、現地で動いてくださる方々です。

実は今までも「マーブルタウンを自分たちの地域でやりたい！」という声はしばしばいただいていたのですが、現地で動けるメンバーが十分に集まらないまま開催までサポートできなかったケースが多くあります。

だからこそ、今回のマンスリーファンディングで私たちのことを少しでも知っている方を増やしたいですし、そこから共感してくださった方々を中心に全国的なコミュニティを築いていきたいのです。

新型コロナウイルスでイベントをほとんど打てなくなり、もともと悪かった状況がさらに悪化している昨今ですが、そんな現実に腐らず絶望せずあくまで前を向いて胸を張って、まだ見ぬ子どもたちや仲間になってくださる方々との出会いを楽しみにしながらマンスリーファンディングに挑戦していきたいです。

あたたかく見守っていただけますと嬉しいです！

（欲を言えば1日17円からでもご支援をいただけたり、周りの友人や知人さんに「こんな団体さんが助けを求めているよ」とお声がけいただけますとものすごく助かります！＞＜）

ちなみに早速ですが、本日SHOWROOMとFacebookでライブ配信を行います。

・Facebookライブ配信：10/19(月)20:00~21:00

・SHOWOOMライブ配信：10/19(月)21:30~22:30

ご興味のある方、ぜひお越しいただけますと幸いです！

どうか、よろしくお願いいたします！

住田涼