教育プロジェクト誕生秘話
2020/8/11 18:18

もともと施設訪問をしてくれていた学生のボランティアからこんな声がありました。
学生
「もっと頻繁に行って、子どもたちと話をしたり勉強を教えてあげたりしたいのですが、学校とアルバイトの両立で時間がなく、学生の身には施設への交通費もちょっと厳しくて…」
そこで私たちは、交通費と時給を確保できれば、学生が子どもたちに勉強を教えに行ってくれるのではないか? と考えました。
すると話を聞いた隣に住む一人暮らしのおばあちゃんがこんな提案をしてくれました。
おばあさん
「毎月私が少しだけどお金を出したら、学生さんを施設の子供の家庭教師に雇うことができるかしら。
そうすれば私は子どもの成長を見ることができて、その報告を学生さんからもらえたら、社会ともつながって私の生きがいになるわ。」
たとえば月1万円のみらいこども財団へいただいたご寄付が、学生さんへの1時間1,000 円、10時間分の家庭教師としての時給になります。
子どもたちは一生懸命に勉強を教えてもらうことで、勉強が楽しくなるかもしれません。
学生さんは子どもたちに勉強を教えることで、社会貢献活動を通じて成長できるでしょう。
そして隣で一人暮らしをするおばあちゃんは、毎月みらいこども財団を通じて学生さんから子どもの成長の報告をもらうことで、社会とつながり生きがいになるとおっしゃってくださいます。
たくさんの方に教育支援プロジェクトにかかわっていただくことで、世代を超えて優しさでつながる未来をつくります。
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