子ども食堂について
2020/9/18 21:21
豊島区にあるNPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワークの栗林さんより「全国で子ども食堂を広げたい」という話を頂いたのが今から4年前くらい。
当時は、子ども食堂について、知っている人は知っているし、知らない人は知らないというような状況でした。
私は宮崎において子ども食堂を知ってもらうための活動をしてきました。
そして、今があります。
県内には子ども食堂を起点として、子どもの貧困をテーマとしたネットワーク「みやざき子ども未来ネットワーク」ができ、宮崎市においては、「子ども食堂コーディネーター事業」ができました。
子ども食堂については、本当に関わる人によってここまで見え方が変わる支援なのかというくらい、社会現象化した支援です。
当時より「子ども食堂=子どもの貧困対策」というカラーが付きまとい、利用する側も支援する側もかなり悩んだ時期があったのですが、
ようやく、誰もが気軽に利用できて、しかも本当に必要な子ども達にもリーチできる支援として認知されるようになってきました。
現在はコロナウイルスの影響により、全国各地で閉鎖をする事態に陥っていますが、代わりに「こども宅食」「フードパントリー」といった、個別支援のスタイルが広がり始めています。
子ども食堂は、まだまだ可能性のある支援です。この事業を大切にしながら、更に踏み込んだ支援に繋がるような取り組みをしていきたいと思うのでした。
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