ストーリー
こんにちは。白鳥奈緒美です。
皆さま、「バースデイドネーション」ってご存じですか?
「バースデイドネーション」とは、お誕生日のお祝いを「個人」ではなく、「世の中をちょっと良くするために」活かす寄付のことです。
---
9月17日に、また一つ歳を重ねます。
そして4月末、31年間お世話になった会社を退職し、5月から一般財団法人世田谷コミュニティ財団で活動をしています。
この「LIFE SHIFT」の年となる誕生日だからこそ、「自分がこれからチャレンジすること」を多くの方に知っていただき、応援していただけると嬉しいな、と思っています。
そして、私を応援していただくことで、皆さんにも「世の中がちょっとよく変わること」に参加していただき、その喜びを分かち合いたい。
そんな思いで、「バースデイ・ドネーション」を行うことに決めました。
■地域の暮らしを、地域に住む人が支え合う。
今回、寄付をする先は、「世田谷コミュニティ財団」。
私の仲間が2018年に設立・運営を始めた東京で初の本格的なコミュニティ財団です。私も設立発起人として関わり、今年の5月からは理事として参加しています。
財団のミッションは「まちを支える生態系をつくる」。
企業人としてまちづくりに関わっていた頃から、人口減少社会において持続可能な地域づくりに関心がありました。そして、これからは、地域に暮らす人が行政や企業のサービスを受ける側になるだけではなく、地域に暮らす人達同士が、お互いに支え合う構造を作るべきだと考えておりました。
一方で、そんな構造を作り出すためには、地域を支えようとしている人だけが手弁当で頑張っていたり、その活動費を競争率の高い補助金など頼らざるを得なかったり、そもそも組織運営に手が足りなかったり、という現状を変えていく必要があるとも感じていました。
そんな時に、後に世田谷コミュニティ財団を設立するメンバーと知り合いました。
地域に暮らす人たちが、寄付という形で地域で活動する人を応援し、その活動を注視しコミットする。もしくはプロボノ(自らの専門知識や技能を生かして参加する社会貢献活動。またはその活動をする人)として、地域で活動する人を支援する。彼らはそんなことを実現するためのプログラムを作ろうとしていました。
■「寄付」とは、選挙における投票同様、自分の信じる未来への意思表示と投資である。
財団の活動に関わり始めて数ヶ月。
「寄付」とは、経済的な支援であるとともに、応援する人の存在が可視化され、「あなたの取り組みを応援しているよ」というメッセージが伝わり、⼼の⽀えになる、という実感が湧いてきました。
また観点を変えると、あなたが「寄付」したいと思ったのは、寄付対象となる取り組みが、あなたが考える「実現したい未来」の一旦を担っていると感じたから。そう考えると、選挙における投票行動と同じくらいの意味があると思いませんか?
私は、「寄付」は金額の多寡は問題ではないということ、そして「寄付」とは自分の信じる未来への意思表示と投資である、と思うようになりました。
■寄付の使い道
今回のバースデイ・ドネーションでは、世田谷コミュニティ財団の運営のために全額寄付します。
*本サイトの運営者であるSyncableへの決済手数料は差し引かれます。
世田谷コミュニティ財団では、
・新型コロナウイルス感染症蔓延により困窮する方々を支援する団体を、多く方の寄付で応援する「かけはし基金」の活動や、
・圧倒的マジョリティである「地域に繋がらない都市住民」が、コミュニティでの活動を始めるきっかけをつくるプロボノプロジェクト、
・圧倒的な人口増加の一方で、減少を続けている「都市の農」を守り育てる活動や、
・「食」を通じてコミュニティがつながる「子ども食堂」や「コミュニティ食堂」の活動支援
などが進んでいます。 ( https://scf.tokyo/ )
世田谷コミュニティ財団は、お金を助成するだけの財団ではありません。
助成先団体の様々な相談にのったり、その広報活動を支援したり、組織や人材を紹介したりするなど、助成先の団体の伴走支援をしております。
社会課題の解決を世田谷から始めていく。その先はもっと大きな未来があるかもしれません。
■ライフシフトして、社会課題に取り組みたい。
ぜひ皆さんに、私がこれからチャレンジすることに「寄付」という形で応援していただけると嬉しいです。そして、皆さんにも「世の中がちょっとよく変わること」に参加していただき、その喜びを知っていただければ、と思ってます。
ドネーション期間はお誕生日(9/17)の前後、1週間です。
ご支援、お待ちしております。