保護者の思い:③阿部さおりさん
2020/8/8 08:35
中学1年生の6月、突然不登校になった娘が、中学3年生の冬からお世話になっています。
田舎にあり、家から近いこと、希望すれば通信制高校と提携しているので、高卒の資格も取れることが、娘がASOVIVA!を選んだ理由です。
見学に行った際、子どもたちとスタッフさんが、対等な立場でミーティングをしている姿を見せて頂きました。
帰り道、娘は「楽しそう」と言いました。
初めは、月5回までの利用のビジター、今は、週4回利用できるレギュラーとして、通っています。
お菓子作り、スケート、ダンスセラピー、陶芸、雑貨店をオープンするなど様々な活動を楽しんでいます。
通う中で、娘の表情も生き生きしていきました。
自分の意見を伝え、他の人の意見を聞く力、自分で考えて行動する力、自分を肯定する力、等を育んで頂いているように感じています。
先日、娘が「13才の時に戻りたい」と言いました。
「どうして?」と尋ねると
「そうしたら、ASOVIVA!の一年目から、通えたから」と答えました。
不登校になったことを後悔することなく、ASOVIVA!が、心地よい、大切な場所になっていることを嬉しく思いました。
ASOVIVA!は、娘にとって行かないといけない場所ではなく、行きたいから行く場所です。
いつでも温かく受け入れてくれる仲間や、スタッフさんがいる場所です。
本当にありがたいです。 このような場所がもっとたくさんあって、学校以外の選択肢が増えればよいなと思います。 ASOVIVA!に出会えたことを、親子共に心より感謝すると共に、もっと公的な支援を受けられることを願っています。
娘さんが「ASOVIVAの1年目から通いたかった」と言っていたエピソードをお聴きした時、さおりさんは本当に嬉しそうに伝えて下さいました。
娘さんが突然学校に行かなくなってから、どこへも通わない、部屋にこもりがちな期間が2年くらいあったそうです。
その期間、娘さんを信じてずっと見守って来られてた様子は、娘さん自身から聴く当時のお話からも伝わって来ます。
見守りながら、いろんな思いと向き合って来られたことだろうと思います。
その日々が全て、今を生きるための元気を貯め直す期間になっていたからこそ、娘さんが自分のタイミングで動き出せたし、大きな心の支えとなっていると思います。
さおりさん、いつもありがとうございます。
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