理事の思い:その⑤井上翔太
2020/7/27 08:58
障がい者の支援を16年間続け、2年前に陶芸を学ぶために大阪美術専門学校に入学し卒業する。
現在は、就労継続支援B型事業「MUSUVIVA」を立ち上げる為に準備をしている。 ASOVIVAが就労継続支援B型事業を立ち上げるにあたり2019年12月から関わり始める。
ここでは、大人から指示されたりすることなく子どもたちが中心となりミーティングを通して活動を決めていく。 ミーティングを通して自分の考えを言葉で発信する。
参加はしなくてもその場で過ごし雰囲気を感じるなど、強制されることなく自由に意見を言える環境となっている。
子どもたちの間で起きた問題など、何故その様になったのか問題を提起し、それぞれが抱える想いを我慢したり溜め込むのではなく個人個人で考え、相手の気持ちを考えたり自分の想いを発信する事が出来る環境が自然と作れていることが凄いと思う。
活動場所が古民家に移転したことで、子どもたちの表情も活き活きとしていて毎日来ることが楽しみになり活動への自信にも繋がっているのだと思う。
差別や偏見などの概念がなくありのままの個人・存在として受け入れて、そこには上下の関係はなく平等や対等に関わることが出来ている。 子どもも大人も伸び伸びと自由に活動が出来る環境がある。
最後に 個人で過ごしたり他者との関りを通して、いろいろな経験を積み重ねることで日々成長しているのだと子どもたちの姿を見ていて気付かされた。
子どもは大人の都合のいい様には育たない指示や強制ではなく、子どもの出来る力を信じてサーポートをしていくことが必要だと感じた。
理事
MUSUVIVA(開所準備中) 管理者、サービス管理責任者
井上翔太
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