ストーリー
横浜国立大学 学部生による支援活動です
本キャンペーンを通じた募金77,000に加えて、当団体への直接の寄付も賜りました。
それによって現地へさらに10万円を送ることが出来ました。
ご協力していただいた方々に感謝申し上げます。有り難うございました。
新型コロナウイルスによるロックダウンによって収入源を絶たれてしまった彼らの生活を支える為には、我々学生が持つ以上の力が必要です。ご協力頂けますと幸いです。
当ページをご覧くださり有難うございます。
我々は横浜国立大学の学部生で構成される団体で、本学の”地域課題実習”という授業の枠組みの中で活動しています。
ネパールという文化も言葉も違う国を対象にし、現地の社会課題を目で、心で感じ、それらの解決に向けて力添えをできるように活動を続けてきました。
さらに、学生が将来、日本は勿論の事、世界の発展に貢献できるような”グローカル人材”となることも目標の一つであります。
我々の力は微々たるものですが、ネパールの方達のお役に立つことに努めつつ、海外における日本のプレゼンス拡張も視野に入れて活動し続けます。
私たちは、長期休みを生かして入念な計画に基づいたネパール訪問を行います。現地では、本当に多くの方に温かく歓迎してもらい、”人のぬくもり”を感じることができます。歓迎してくれる方の中に、伝統的な楽器”サランギ”を作って販売するコミュニティ(カースト)の方々(ガンダルバ)がいるのですが、彼らの生活は現在困窮を極めています。
彼らからの助けを求めるメールを受けて我々は今回のサポート活動を開始しました。
<ガンダルバの人たちの現状>
・以前は首都カトマンズなどで楽器やCDを販売して生計を立てていたが(通常の月の収入は2万円程度)、コロナウイルスの感染拡大を受けて、収入がゼロになった。
・以前から裕福な暮らしをしていた訳ではなく、貯蓄もほとんど底をついている。
・政府のサポートは微々たるもので、生活を維持することはできない。
・彼らは食糧生産の為の土地を有しておらず、収入源が絶たれた今、食糧を確保するのが難しい。
・昔からあるカーストによってそう簡単には他の職を手にはできない。
・小さな子供や母親、お年を召された方などを含めた42もの世帯がある。
食糧が底を尽きてしまい、非常に困っているとの事でしたので、今回のサポートは可能な限り迅速に行わなければなりませんでした。
まずは我々が拠出できる活動資金から10万円を現地に送金しましたが、42世帯もあるため、またすぐに尽きてしまいます。
様々な方策を話し合いましたが、我々学生自身も厳しい状況にありますので、今回皆様のお力をお借りさせていただく運びとなりました。
彼らのことは当然信用しているのですが、お金を頂き、扱うからにはその使い道には細心の注意を払わなくてはなりません。我々は勿論、現地でお金を受け取った人が私腹を肥やすことがないように、皆様への使い道の報告をSNSや当ページを通じて行います。(私たちは、いただいたお金を100%そのまま送金します。)既に我々が10万円を送った際の使い道、配分写真もありますので、お金の使い道が気になる方がいらっしゃいましたらそちらをご覧ください。
※SNS(Instagram:nepal_ynu)に動画と併せて掲載しております。
※より詳細な情報については、メールやSNSのDMを通じてお問い合わせください。迅速にお答えさせていただきます。
追記)10万円の送金によって、全42世帯に米25kg、豆2kg、油1パック、塩1パック、石鹸1個、じゃがいも2kgを分配することができました。
日本にお住まいの皆様も非常に困難で辛い時期であることは重々承知しております。我々の活動や方針に賛同してくださる方は、ご自身の生活に支障がない範囲でご支援くださりますと幸いです。よろしくお願いいたします。
YNP(YNU Nepal Project)2020年度代表 中村恒太
詳細は、当団体の「取り組み」ページやSNSをご覧ください。