私たちNPO法人ROJE(ろじぇ)は、2005年に設立し、現在全国で約150人以上の教育に志や興味をもった大学生を中心に活動しているNPO法人です。
「教育で未来をつくる」を行動理念に掲げ、「学校現場での教育活動」「教員を支援するWEBサービス運営」「キャリア教育・防災教育の普及」「教育イベント」など、現在4つの事業領域、9つのプロジェクトに取り組んでいます。
今回のキャンペーンでは、活動を継続的に支えていただく支援者「ろじぇサポ」として、寄付を通じて、100名のともに事業基盤を支え、発展させていくための仲間を募集いたします。
これからの10年先、20年先もROJEが活動を通じ、誰かのよりよい未来をつくり続けていくために、みなさんの応援・支援を頂けますと幸いです。
ストーリー
未来の子ども達のために、循環していく組織をつくりたい
●キャンペーン趣旨
私たちROJEは2005年に陰山英男・鈴木寛と大学生メンバーが中心となり発足いたしました。活動開始から約15年、現在は関東・関西・広島と全国3ヶ所に拠点を置いて活動しています。
所属するメンバーは約150人に増え、40以上の大学から様々なバックグラウンドを持った学生が集まり、活動を行なっています。
これまでの活動を通じて…
【1,500人の子ども達】に対して、学習補助や探求型学習の出前授業、キャリア教育の機会を提供してきました。
【5,000人の学生や社会人】に対して、教育に関する学びや対話の場を提供してきました。
【のべ10万人の先生】に対して、授業実践記事を届けてきました。そして10万人の先生の先には教室にいる300万人以上の子ども達の未来があります。
その他にも、これまでの様々な活動を通じて、子ども達、先生方、教育に関心がある市民の方々と関わってまいりました。
学生メンバーが仲間とともに「誰かの未来をつくる」活動をし、そのプロセスを通じて学生メンバー自身も学び・成長し、自らの未来をつくっていきます。
子どもや社会に、また活動するメンバーにそのような価値・環境を提供するのがROJEです。
また毎年、学校現場・教育行政・民間企業・研究機関などに多くのOBOGを輩出しています。教育の現場で責任者をつとめていたり、事業を興したり、本を出版したり、OBOGの層の厚みも年々増しており、OBOG同士のコラボレーションも増えています。
設立から15年をむかえ「学生が教育の課題解決に挑む場」としてだけではなく、ROJEのOBOGや志を共にする「専門家ネットワーク」との協働により、さらなる価値創造に向けた土壌ができつつあります。
(※ 6月14日にはOBを登壇者に教育キャリアについてイベントを行いました。)
詳細な活動内容については最後の「活動プロジェクト」をご覧ください。
●寄付金の使い道
今回のキャンペーンでは、活動を継続的に支えていただく支援者「ろじぇサポ」100人を募集し、活動の財務基盤の確立、環境整備をします。
具体的には、
コロナ禍の状況における活動推進のためのオンライン会議システムやオンライン教育イベント実施に必要な機材の購入・利用費
リアルな場で、切磋琢磨・議論するための事務所の家賃・光熱費
などがあります。
他にもプロジェクトによっては、資金がアウトプットの量や質の向上にも直結します。例えば教員向け教育実践情報を提供しているEDUPEDIAでは、ライターを通じた記事の制作もできます。
また中長期的な運営体制強化の一貫として、認定NPO法人取得を目指していますが、認定取得の条件の1つとして、「1年間に100人以上の方から、3,000円以上の寄付を受けていること」が必要となります。
ご支援いただく「100人のろじぇサポ」の皆さまの存在は、今後私たちが活動を継続する上で非常に重要な役割を果たす、サポーターであり仲間になります。そしてその支援は多くの学生メンバー、そしてその活動の先にいる子どもたちの無限の可能性を広げる一助となります。
キャンペーンの期間は7月1日から8月2日の1ヶ月間です。
その間、私たちの活動や活動の背景にある問題意識、原体験、メンバーの活動にかける思いなどを発信していきます。キャンペーンの趣旨にご賛同いただき、継続支援者になっていただけることが最も嬉しいことではありますが、ROJEのことを多くの方に知っていただくだけでも、私たちの活動の支えとなります。SNS等での情報シェアも大歓迎です(もちろん得意や専門分野を活かして活動そのものに関わっていただく事も歓迎です!)
寄付してくださった方々には、
感謝を直接お伝えする「ANNUAL GATHERING(パーティー)」(年1回)
教育業界の最新情報や先端事例等をお伝えする「主催イベントへの優先招待」(年6回程度)
ともに学び続けるための「読書会・ミニセミナー」(年3回程度)
メンバーと皆さまを繋ぐ「活動報告メールマガジン」(年3回程度)
団体内SNSグループへの招待 等
などで活動の報告や交流の場をご提供させて頂く予定です。
私たちと一緒に「教育で未来をつくる」活動に参加しませんか?
あたたかいご支援、何卒よろしくお願い申し上げます。
●学生代表メッセージ
以下では学生代表のメッセージを紹介します。
「私たちは、教育行政の立場から制度的に教育を変えることも、企業のような大規模なビジネスの力で教育に関わるわけではありません。しかし、学生を中心とした教育のNPO団体だからこそ発揮できる価値があると考えています。それは公教育では手の届かない部分や、企業が扱いにくいニーズに対応する活動を自発的に行うことができるということです。
ROJEには多様な学生が所属しています。教員志望や官僚志望など明確なキャリアプランを見据えて活動している人もいれば、学生時代になんらかの形で社会に貢献したいと思い活動に関わるする人もいます。きっかけは人それぞれですが、全員が共通して「教育」に対して志があります。一人が出来ることは決して大きくはないかもしれませんが、仲間が集まり力を合わせることで、日本の教育を少しでも明るい方向へ進めることができるのではないかと信じています。
至らない点や未熟なことも多々ありますが、活動を支えてくくださる皆さまの思いにこたえるべく、個人としても団体としても大きく成長していきたいと思います。ご支援のほど何卒お願い致します」
他にも多くの学生メンバーが活動しています。彼らの活動や思いをキャンペーン中、継続的に発信していくのでとうご期待ください。
●活動プロジェクト
以下の4つの事業領域、9つのプロジェクトを中心に活動を続けています。
これらのプロジェクトは大学生が自らの問題意識をもち、社会人や専門家と協同し、立ち上げてきたものです。
学校ソリューション領域
①学校ボランティアプロジェクト
2007年発足
東京近郊の17の小・中学校へ学生のボランティアを派遣
通常授業等の支援を行い、子どもの「できる」を増やし成長を支える
WEBページ:https://kyouikusaikou.jp/vp/
②中高まなびプロジェクト
2012年(関東)・2015年(関西)発足
東京の私立中高一貫校や京都の通信制高校と提携し年間を通じ課題研究授業や学習支援等を実施
学生という立場から「生徒と学び合うパートナー」として活動
WEBページ:https://kyouikusaikou.jp/koukou/・https://kyouikusaikou.jp/kansai-manapuro/
メディアコンテンツ領域
③先生のための教育事典EDUPEDIA
2008年発足
教員向けのWEBサービス「先生のための教育事典EDUPEDIA」を運営
教育情報を全国に発信することにより「頑張る先生」を支援
月あたりのべ15万人が利用
1年間で約350万回閲覧(ページビュー)
公式HP:https://edupedia.jp/
防災・復興領域
④つぼみプロジェクト
2014年発足
福島県の小・中学生を対象に東京でスタディーツアーを実施
「子どもたちが多様な職業を知り、自分にとってベストな選択ができるようになる」ことをコンセプトに活動
⑤わたげプロジェクト
2018年発足
防災教育の実践を蓄積するコミュニティの形成を目標に活動
教育関係者や教員志望の学生を中心に、防災に関心を持つ方・地域の方も広く対象としてイベントを企画・実施
教育イベント領域
⑥五月祭教育フォーラム・関西教育フォーラム
2006年(関東)・2010年(関西)発足
東京大学「五月祭」及び京都大学「11月祭」において教育フォーラムを企画・実施
WEBページ:https://kyouikusaikou.jp/rojemayfeseduforum2020/・https://kyouikusaikou.jp/kanfo2019/
⑦イベント企画VARY
2013年発足
教育に関する多様なテーマを設定し、対話中心のセミナーを企画・実施
「自分の経験に囚われずに教育問題を様々な観点から考える『市民』を増やすこと。」を目指す
⑧教育と仕事フェス
2019年発足
教育と仕事・キャリアに関するイベントを企画・実施
「大学生が教育分野でのキャリアモデルに出会い、将来を考えるきっかけになること」を目指し活動。
⑨対話と学びプロジェクト「futurnity」
2020年発足
「対話」をメインコンセプトとして「人と人、学校と人、地域と人、風土と人とのつながりを生み出すきっかけづくり」を目指し活動。
●連携・提携・協働先(※敬称略)
学校・自治体
公立小学校(文京区・台東区・板橋区・江戸川区他)
公立中学校(足立区・町田市)
聖学院中学校および高等学校
佼成学園中学校
KTCおおぞら高等学院
同志社中学校・高等学校
南相馬市教育委員会
飯舘村教育委員会
企業
株式会社小学館『教育技術』
株式会社学研ホールディングス
株式会社LITALICO
株式会社セールスフォース・ドットコム
株式会社アーテック
株式会社ベネッセコーポレーション
団体
一般財団法人日本児童教育振興財団
認定NPO法人カタリバ
NPO法人Mielka
NPO法人南相馬こどものつばさ
認定NPO法人Teach For Japan 他
●メディア掲載・受賞歴
朝日新聞「新型コロナウイルスに関する大学生・大学院生調査報告結果」(2020年5月)
日本教育新聞社『週刊教育資料』(2019年)
朝日みらい教育賞(2015年) 他