私たちは「認定NPO」の取得を目指しています。
それは安定的な経営をすることで、学校へ行きづらくなった子ども達が、多様な学び、多様な繋がりの居場所、地域の安心できる場所を経済状況にかかわらず提供できると信じているからです。
そのための認定NPO取得には100人以上のサポーターが必要です。
「サポーターに参加する」こと、それは「子ども達の未来を繋げる」ことです。
「子どもたちを未来へ繋ぐサポーター100人」の一人になってください。
ストーリー
立ち上げた経緯
地方でのフリースクール運営は厳しく、周知も遅く難しい中、新型感染症拡大の影響で、生徒募集ができず、利用する生徒も休まざるを得ない状況となっています。
生徒募集ができないということは、利用する子どもたちの仲間となる児童生徒を増やすことができない状態であるということ。また利用者が増えないということは民間での運営は非常に厳しいということです。
フリースクールあおもりサニーヒルがなくなることで困るご家庭や子どもたちが確実にいます。利用者の親御さんには「なくさないで欲しい」と切実な言葉をいただいています。
相談に来たり無料体験をして、利用したいけれど経済的に厳しい・・・と言う親御さんもこれまでにもたくさんおられました。
フリースクールでボランティアをし学びたいボランティア大学生たちもたくさんいます。
みんなの必要な場所をなくしたくない一心で、この場を継続する方法として認定NPO取得を目指しています。
認定NPO取得に向けて
認定NPO取得することができれば寄付を受けやすい環境を提示することができ、そのことが安定してフリースクール運営に繋がります。またNPO法人としての信頼性が高くなることで、私達スタッフのモチベーションを意識高く持つことができると考えています。
取得するためには「3000円以上の寄付者が年間100人以上」「地域にどれだけ認められているか」が必要です。
このことを知ってもらうため、目標に少しでも近づけるためにこのキャンペーンを立ち上げました。
現状の社会課題
青森県も少子化・人口減少により子どもの数が減っているにもかかわらず不登校や学校へ行きしぶりの児童生徒は在学者数に比べて増加しています。
なんでフリースクールやっているのか?
不登校等の統計はあくまでも氷山の一角。
学校には行ってはいるものの行きづらい、行きたくないと感じながら通っている児童生徒は統計の数字には反映されていないのが現実です。
また、不登校等の問題を抱える家庭の約半数は一人親家庭や貧困家庭。親も発達障害等の問題を抱えている場合も多く、青森県の子育て世帯の収入も低く、500万円未満は51.3%です。うち300万円未満では25%と半数を占める状況です。
生徒たちが抱える課題はなに?
青森県は共働き世帯も多く、子育て世帯の共働きは約60%。
一人親家庭や共働き、核家族化で一人で留守番や食事をする子どもは決して少なくありません。
また軽度の発達障害等を抱える場合、福祉施設には受入れられないが、一般の教室では馴染みづらい子どもも増えています。
そういった様々な事情からいじめに発展し、自死に追い込まれる子どもたちも後を絶ちません。
そんな子どもの居場所、逃げ場所になって欲しいと思いフリースクールを立ち上げました。
実際に我が家でも子どもがいじめに遭った時には、フリースクールや逃げ場はなかったので、守れるのは親しかしないと実感し、子どもには長期でもいいからと覚悟をして学校に行かないという選択肢の提案をしたこともありました。
あの頃学校以外にもいじめのことや今後のことを相談出来るン逃げ場があったなら・・・と考えたこともありました。
その経験を踏まえて、地域にこういった場所が必要だと考えるようになりました。
親の逃げ場や相談出来るところも必要だと思ったことも、フリースクールや教育相談窓口を設けた理由の一つです。
どんな効果があるのか?
最初は大人と目も合わせることがなかった子どもが、フリースクールに来ることで少しずつ距離が縮まり、今の自分を認められるようになって次のステップに進めるようになりました。
定時制高校の受験を決め勉強を頑張れるようになり、受験に合格し進学をしました。その後近況の報告を兼ねて遊びに来てくれた時はスタッフ一同本当に嬉しかったです。
小学生の子どもは、学校で勉強したいという気持ちを取り戻し学校に通学出来るようになりました。
生徒からの声や親御さんからの声
「今の自分は自分でいいんだ」と思えるようになった(生徒Aさん)
「子どもを認めてもらえる場所」を持てて良かったです。子どもは、色々なことに興味を持ち行動できるようになってきました。そして、人と関われるようにもなってきました。そんな子どもが見られたから、私達は落ち着くことができたと思います。あおもりサニーヒルに行っていなかったら、子どもと私達は今もつらかったと思います。(親Cさん)
どういうふうな社会、地域にしていきたいか?
いじめのない社会にしたい。
家庭環境にかかわらず子どもたちが平等にのびのびと学び遊び育つことが出来る社会にしたい。
公的教育機関でなくても行政からの支援を受けて貧困家庭でも同様に民間施設を利用出来る社会にしたい。
でも私たち小さなNPO法人の力ではどうすることもできません。だからこそ、地域のみならずたくさんの大人や地域、企業の力を貸していただきたいのです。
そして子育ての悩みや喜びを地域で共有出来る地域にしたいと思っています。
代表メッセージ
子どもたちは本来生きる力、輝く力を持っています。ただ、今のご時世、頑張りすぎる子どもたちが増え、疲れてしまっている状態が続き、学校に行けなくなったり、休みたくなったりしている子が増加しています。
自信や希望を無くしたまま大人に成長させるのはあまりにも酷ではないでしょうか?
昭和の頃は近所にたくさんの居場所や優しい人間関係がありましたが、平成令和となりそのような関係性や居場所は消えてしまったように思うのは私たちだけでしょうか?時代背景が変わっても、子どもたちは日々成長し、やがて大人なり社会を創ります。そんな子どもたちが安心して充電し未来への希望を取り戻せる居場所は絶対に必要です。
また、核家族化で子育てに悩む親たちに対しても、地域みんなで協力し合って子どもたちを育てなくてはならない世の中になりました。
そのための居場所作りにご理解をいただき、あなたの出来る範囲で結構ですのであたたかいご支援を、どうぞよろしくお願い申し上げます。
ご支援は「毎月の支援」と「今回のみの支援」が選べます
クレジットカードでのご寄付の場合
毎月の支援
「寄付してメッセージを送る」又は「寄付する」ボタンから手続きをお願いします。
今回のみの支援
上記URL>How to Support 支援方法>寄付する>
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口座振込からのご寄付の場合
下記口座からご入金の上 komyusa.hidamari@gmail.comまで、”毎月の支援”又は”今回のみの支援”の記載、メッセージを添えてご連絡ください。折り返し確認とお礼のご連絡をいたします。※認定NPO法人取得のためにメール連絡をお願いしております。
ゆうちょ口座
記号:18460
番号:24121031
トクヒ)コミュサーアオモリ
他銀行
店名:八四八(読み ハチヨンハチ)
店番:848 預金種目:普通預金
口座番号:2412103
青森銀行
店番:102
口座番号:3053643