【石川の森応援ページ】50年後100年後の子供たちに豊かな森を残したい!能登・金沢・加賀から届けます!のサポートページです。

支援先

一般社団法人 森を守るクリスマスリース協会

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サテライト石川   小坂 学

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旅行会社を営むかたわら、加賀の地で、自然と調和した野菜づくりに取り組んでいます。亡き父が残した農園を受け継ぎ、土の中の命である糸状菌を活かす「菌ちゃん農法」を実践しています。その菌のエサになる素材を探すうちに出会ったのが、人里近くで放置され、荒れ果てた竹林でした。

厄介者とされがちな竹を自分たちの手で切り出し、畑の土の力へと循環させる。林業の現場で出る枝葉をクリスマスリースに生まれ変わらせるこのプロジェクトに深く共感し、参加させていただくことになりました。

「山の恵み」を「畑の命」へ、そして食の安心へ。そんな思いを込めたメッセージを、ぜひお読みください。

ストーリー

父の畑を受け継ぎ、仲間と始めた「自然の循環」

個人で旅行会社を運営するかたわら、亡き父が開墾・整備した農園を受け継ぎました。昨年から農園の管理を手伝っていただいているサテライト石川の中垣さんとのご縁で、「森を守るクリスマスリースプロジェクト」を知り、深く共感して参加させていただきました。

昨年の春、健康に関する公開講座で出会った仲間と5人で「グリーン農園」というグループを立ち上げました。私たちが目指しているのは、化学肥料に頼らず、自然界の力だけで野菜を育て、消費すること。自然からいただいた恵みで土を育てる挑戦です。

森の仕組みを畑へ。「菌ちゃん農法」との出会い

私たちが取り組んでいるのは、近年注目されている「菌ちゃん農法」です。

約50センチの畝(うね)を立て、土の中に糸状菌(しじょうきん)を繁殖させ、野菜の根と共生させます。これは、太古から豊かな森が落ち葉や倒木を栄養にして育ってきた「森の物質循環」を、そのまま畑に応用した栽培方法です。

この循環がうまく噛み合えば、肥料を与えなくても驚くほど元気で力強い野菜が育ちます。土の中の水分や空気のバランスを見極めながら、日々、自然の生命力と対話するように学んでいます。

山の課題を知り、放置竹林の整備へ

菌を畑いっぱいに広げるには、菌のエサとなる枯れ枝や落ち葉などの炭素素材が欠かせません。「何か良い素材はないだろうか」と探していたとき、中垣さんから「山手で放置されたままの竹林があり、管理や活用が大きな地域の課題になっている」と伺いました。

ちょうどその頃、市内にお住まいの山主さんが竹林の荒廃に困り、手入れをしてくれる人を探しているという情報を知人から得ました。

「厄介者になっている竹を、畑の菌のエサとして活かせないだろうか」――そう考え、私たちは竹林整備のボランティアに参加することにしました。

身体にこたえる過酷な現場。それでも手放せない思い

現場に入ってみて、竹林整備の大変さは予想をはるかに超えていました。

足を踏ん張るだけで体力を奪われる急斜面。やぶ蚊やアブの襲来、人里近くとはいえ熊対策の鈴を鳴らしながらの作業です。伐採したばかりの青竹は水分をたっぷり吸っており、ずっしりと重く、滑落しないよう足元に神経を尖らせながら運び出さなければなりません。

お邪魔した竹林の所有者の方々は、代々山を守ってきたご家庭ですが、現在は大半が会社勤めで、高齢の女性が一人で山を守らざるを得ない現状がありました。かつて美味しいタケノコの産地だった面影はなく、手入れも追いつかない……。山から離れて暮らす私たちにとって、目の当たりにした里山の現実は衝撃的でした。

「山幸」の恵みを「農幸」へつなぐ架け橋に

日本の神話には「山幸(やまさち)」「農幸(のさち)」「海幸(うなさち)」という三つの生き方が描かれているといいます。山で生きる人、田畑を拓く人、海を渡る人――それぞれが独自の生業を営みながら、互いの恵みを分かち合い、交易して命をつないできました。

いま、山で不要とされ放置されている竹を、竹炭や土壌改良材として畑へ還す。それはまさに、「山幸」の恵みを「農幸」へとつなぎ直す小さな交易ではないかと思うのです。

自然本来の姿へと土を戻し、未来の子どもたちへ安全安心な食と環境を手渡していく。山から離れた街に暮らす私たちだからこそ、できることがあると信じています。

森の枝葉も、荒れた竹も。不要なものなどひとつもない

山の手入れから出る枝葉を、暮らしを彩る美しいクリスマスリースへ。

山で持て余されている竹を、命を育む畑の土へ。

「森を守るクリスマスリースプロジェクト」が目指す循環の物語と、私たちが竹林から畑へ命をめぐらせる試みは、根底で深くつながっています。森の恵みをありがたくいただき、次の森へ、次の世代へとお返ししていく。その温かい輪を、石川の地から広げていきたいのです。

皆さまの手元に届くリースの清々しい香りから、石川の豊かな山や里山、そしてそこで汗を流す人たちの息づかいを感じていただけたら幸いです。

次世代へ豊かな森と自然をつなぐため、このプロジェクトへの温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

〒4228041

静岡県静岡市駿河区中田3-2-13

0542888700

https://www.molis.or.jp

代表:恒吉 牧子

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