ダッカのスラムの中にある建物の4階のフロアにある学校です。元は近所の別の場所にありましたが、立ち退くことになり、家賃は高いが移転したとのことでした。生徒数は350人、先生は8人。（半日交代制なので、一度に半数の子どもが授業を受けています）4年生の理科の授業では、JICAのプロジェクトで関西大学で研修を受けたこともあるアルポナ先生が、分銅と釣り合った風船を割ると上皿天秤はどうなるかを児童に予測させ、実際に割ってみて、空気に重さがあることに気づかせたり、固体・液体・気体の違いについてYの字で説明したりと、日本での研究成果を生かした授業をしていました。