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コロナ禍後も誰一人教育から取り残さないために~バングラデシュのノンフォーマル小学校と職業訓練校を支援するマンスリーサポーターを大募集!

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認定NPO法人 アジアキリスト教教育基金

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バングラデシュの子どもたちは今~ダッカ・ミルプール地区Kathaltolla BDP小学校 Liza Aktherさん(13歳・小学5年生)

2020/6/28 14:38

バングラデシュの子どもたちは今~ダッカ・ミルプール地区Kathaltolla BDP小学校 Liza Aktherさん(13歳・小学5年生)のメインビジュアル

世界に広がるCOVID-19のパンデミックがどう彼らの人生を影響しているかについて、子どもたちが作文を書いてくれました。

「素敵な思い出」

私の母、RASHIDA BEGUMは日雇い労働者。Kashem Wear & apparelという既製服(RMG)会社のビルの清掃員です。先日、同僚のSAMITHA叔母さんが、「義父が新型コロナウイルスの陽性反応が出て入院するかもしれないから、すぐに政府の診療所に行かなくてはならないんです。RASHIDAが代わりをします。お願いです、行かせてください」と上司の男の人に頼み込んだ。すると、上司の男の人は「行ってもいいが、仕事に15日間は戻ってこないでくれ。なぜなら、家族が新型コロナウイルスに罹ったら、そうするように政府の規則で定められているからだ。それから、常に顔や手を覆うものをつけるようにとも政府から言われている。」と。

 私はLIZA AKTHERです。4人兄弟の一番上で、2人の弟と1人の妹がいます。私たち兄弟はとても仲良しです。私の父は交通事故で亡くなり、母は家族で唯一の稼ぎ手として2010年から働いています。新型コロナウイルスの影響を受け、オフィスは開いているものの、工場での生産は停止してしまいました。母の毎月の給料は従来の半額ほどまでに減らされ、日々の食料の消費や家賃を支払うのも大変です。ここ2ヶ月間、私たちは通常の家賃を払えていません。私たちは2列に12の住居が並ぶ住宅街に住んでいます。それぞれの住居が240cm×180cmほどの部屋から成っています。3つのキッチンと4つのトイレは共同で使っています。大体12家族ぐらいがこの場所に住んでいますが、都市部での日雇いの仕事の減少や、従業員削減のために7家族が故郷に帰ってしまいました。住宅地はかつて、子どもの笑い声や泣き声、女の人たちがキッチンやトイレのことで口喧嘩したりしてガヤガヤと賑やかでしたが、今はとても静かで、午後の2時にはコオロギの鳴き声くらいしか聞こえません。以前までとは全然違っていて、私はそれまでの慣れ親しんだ生活が恋しいです。

 今は生計を立てるために、母と家の近くの小さい子どもたちに勉強を教えるのを手伝っています。私はこのような機会があり幸運なほうです。なぜなら、お手伝いをしたら、手作りの食事をいただいたり、お給料をいただけるからです。外出することが危険なことは知っていますが、生きること、そして年下の兄弟を食べさせていくことが現在の第一の優先事項です。母は頑張ってくれていますが、母だけではとても賄えません。BDPの学校から新型コロナウイルス予防のためのマスクや石鹸をいただけたことは、先生や友達と久しぶりに話す機会にもなったため、とても有り難かったです。最近では電話を受け取ることはできますが、自分からかけることは電話料金がかかるためできません。母は他の人の衣服を縫うことでいくらかの給料を得ていましたが、今はソーシャルディスタンスのため誰も仕事を任せてきません。

 かつての日常の生活が戻ってくることを私は本当に願っています。弟妹は今の生活に退屈していて、不安がっていますし、友達と会って外で遊びたそうにしています。母が給料をもらった日にお菓子を持って帰ってきてくれた日々も恋しいです。世界中の全ての子どもたちが再び学校に戻ってこられることを祈り、期待しています。友達と会って遊びたい。教育を再び受けたい。神様が私、そして私のように新型コロナウイルスのパンデミックから解放してほしいと願う世界中の多くの子どもたちの祈りに応えてくださることを期待しています。

※上の写真は親せきの人たちと撮った写真です。

BDPスクールでは年齢に関係なく、また、ハンディキャップがあるなしに関わらず、生徒を受け入れています。ご支援者様のご寄付により、無料で学校に通うことができます。


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代表:荒谷出

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