フードバンクに寄付される食料の提供先は、困窮家庭の他に近隣のこども食堂などにも多く提供しています。

　こども食堂、とひとくちに言っても、様々なスタイルがあり、それぞれポリシーを持って活動されています。

　私たちは、フードロスの削減、という視点から、提供先の子ども食堂について、近隣地域で活動している、ということ以外は特に限定はしていません。

　ひとつだけ約束していただいているのは、「食事代」をとらない、ということです。

　提供した食材の転売を防ぐため、連携している提供先の方々とは、食事（食材）の無償提供をしていただく事をお願いしています。

　今回は、私たちが協力している子ども食堂から、夢はうす食堂とダビデ食堂から、活動の紹介のコメントをいただきました。

夢はうす食堂

　フードバンクネット西埼玉から、お米・調味料・お菓子などをいただいています。

　毎回20人くらいの子どもたちが集まります。夕食の配食のため、保護者の方の参加もあり、一回の配食ではスタッフと合わせ40名くらいの参加になります。

　食後には子供同士交流する場面もあり、小さい子は保育園くらいから大きい子は中学生くらいまで、小さな子たちはお兄さんお姉さんに遊んでもらって嬉しそうにしています。また、保護者同士の情報交換の場にもなっています。

ダビデ食堂

　フードバンク西埼玉から、食材をいただいてダビデ食堂をやっています。学校に居場所のない中高生の食事会です。先日は強力粉をいただいたので、ピザパイをみんなで作りました。楽しく食べると、元気になりますね。フードバンク西埼玉さんに、食材・調味料など提供いただき感謝です。