ストーリー
がんになって11年目、11回目の再発、余命半年から8年生き延びた男「まっちゃき」です。
5月29日で51歳の誕生日を迎えます。
今年は、誕生日プレゼントの代わりに、ドヤフェス存続のための寄付をお願いできませんか?
画面右下の「支援する」ボタンで500円から寄付できるので、是非気軽な気持ちで寄付をお願いできると嬉しいです!
※ 寄付金は決済手数料を除いて全額団体に寄付されます。
■ 私とドヤフェスとの繋がり
「もうすぐ死んじゃうのか…」と凹んで過ごしてばかりの毎日だった。
家より入院している方が長くて、社会から隔離されているんじゃないか?と孤独だった2015年までの僕。
このまま凹んでいる毎日じゃダメだ!と思わせてくれたのが忌野清志郎さんの「完全復活祭」の映像だった。僕にだって何か出来るはず、何かやらなきゃと思った。
「せっかく」ここまで生き延びたのだから、この貴重な経験が誰かの役に立つのではないか?僕はひらめいた。
保険に入ってないままがんになると生き延びれば生き延びるほど莫大なお金がかかるという僕の「やらかし」経験。
たまたま忌野清志郎さんがどこかに行ってしまった年に「悲しむだけなら誰でも出来る。何かアクションを起こさなきゃ」と行った人間ドックのおかげで早期発見出来たからこそここまで生き延びたという事実。
それらを「これからがんになる(かもしれない)人」に向かって発信することこそが僕のやるべきこと。
それをコンセプトにドヤフェスはスタートしました。
真っ先に協力してくれた「山川のりを」さんのおかげもあり、今や全国各地のバンドマン、ライブハウスが呼んでくれるようになりました。
そんな地道な活動の輪が広がっているドヤフェスをやり続けることが僕を元気にしてくれる原動力になっています。
■ 私がドヤフェスのために寄付を集めようと思ったきっかけ
今まで順調に開催を重ねてきたドヤフェスですが、昨今のコロナウィルスによって事態は急変しました。
僕は大きな会場で派手にドヤフェスをやりたいのではなく、来てくれたお客さんに何とか目が届く範囲の100人から200人くらいまでの会場でやることにこだわってきました。
ロックンロールなイベントをその規模で出来る場所…それはライブハウスです。しかしこの騒動でライブハウスはまるで諸悪の根源のような扱いを受けて、開催出来る状況にありません。
普段ライブハウスに来たこともないようながん患者、経験者と、これからがんになる(かもしれない)人が半々で、何とも言えない温かい空気が流れるドヤフェスも春からの予定は全て延期になってしまいました。
加えて僕の病気も進行してきて、昨年から医療費がかさみ、何とかやりくりしてきたドヤフェスの予算も出せないくらい状況はひっ迫しています。
2016年当時「これからがんになる(かもしれない)人」に向けて発信するロックンロールショーは僕の知る限りありません。
まあ、その後もあまり見かけませんが…
全国のバンドマンたちが主旨を理解して協力してくれる。ドヤフェスをきっかけに「何年ぶりかで健診行ったよ」と自らアクションを起こしてくれる。
こんなすごいイベントをこんな騒動でなくしてはいけない!
僕が万が一いなくなってしまっても続いていけるようにしたい。12月に延期になったドヤフェススペシャルをやり遂げるためにこの寄付を集めることにしました。
■ 寄付金の使いみち
1人でも多くの「これからがんになる(かもしれない)人に、少しでも関心を持ってもらうためにロックンロールショー以外の活動も並行して進めていきます。
寄付金はドヤフェスの他、健診に引っかかって不安な思いをしている人が気楽に相談出来る「ドヤフェス相談室」などを展開するために使わせていただきます。
各種イベントなどで余剰金が発生した場合は、不健康なバンドマンが健診に行くための補助や主旨に賛同してくれるがん関連団体などに寄付します。