ストーリー
ページをご覧くださりありがとうございます。
認定NPO法人育て上げネット大阪支部の中町です。私たちは大阪で、高校の中での居場所づくりや、高校生年代のためのユースセンターの運営などをしています。
先日、連携しているある通信制高校の先生から、
「スーツが必要な生徒がいるのですが、どうにかなりませんか」という相談を受けました。
「就活しないといけないけど、スーツが準備できない」
その生徒とは、高校内の居場所で何度か顔を合わせています。
私たちは、相談窓口で若者が来るのを待つだけではなく、私たちの方から高校へ出向き、普段から高校生と関係をつくることも大切にしています。
今回の生徒とも、そうした活動の中で出会いました。

居場所では、卒業に向けて授業への出席やテスト勉強をがんばっている姿が印象的でした。
この9月に高校を卒業し、これからは家を出て自立するために、仕事を探そうとしています。
けれど、就職活動に必要なスーツがありません。
家にある他の家族のスーツはサイズが違って着ることができません。また、家庭の事情もあり、自分で新しく一式を揃えるのも難しい状況です。
本人も「どうしたらいいんだろう」と、少し諦めているように見えました。
これまでも家庭の事情などで、自分の希望だけではどうにもならず、諦めないといけないことがあったようです。でも、高校を卒業して、仕事を探し、自分の生活をつくろうとしています。
今回は、「スーツがないから無理」ではなく、「じゃあ一緒に用意しよう」と伝え、本人が前に進もうと思う気持ちを支えたいと思いました。
「自分のための一着」を選ぶ
寄付が集まったら、本人と一緒にお店に行って、本人に合うスーツを選んでもらいたいと思っています。
スーツを試着して、サイズを合わせる。シャツや靴、バッグなど、就職活動に必要なものも一緒に選ぶ。

※画像はイメージです
初めてスーツを買いに行くのは、大人でも少し緊張します。 だから、買うところから一緒にやってみたいと思います。
そして、「これは自分のために用意したスーツだ」と思える一着を持って、就職活動に向かってほしいです。
まずは一人から始めます
目標金額:70,000円
いただいたご寄付からクラウドファンディングの手数料、法人の管理費等を除いた約5万円を、スーツ・シャツ・靴・バッグ・ベルト・ネクタイなど、本人の就職活動に必要な一式の購入に使います。
10月頃に、スタッフが本人と一緒にお店へ行く予定です。
もし目標を超えるご寄付をいただけたら、私たちが関わっている他の高校にも声をかけます。
これまでも、高校生や先生から「スーツってありませんか?」と聞かれることがありましたので、同じように卒業や就職を前にスーツや靴などを用意することが難しい若者がいれば、次の一人のために使わせていただきます。
スーツだけじゃなく、応援している人がいることも伝えたい
今回届けたいのは、スーツだけではなく、「自分のことを応援してくれている人がいる」ということも、一緒に本人へ届けたいと思っています。
これから社会に出ようとしている若者の「はじめての一着」を、一緒に応援していただけたら嬉しいです。
認定NPO法人育て上げネット 中町康弘

