「この仲間となら行ける」 〜4年越しの想いをのせて、子どもたちが一歩を踏み出すバスプロジェクト〜

支援先

NPO法人 特定非営利活動法人いちはら市民活動協議会

「この仲間となら行ける」  〜4年越しの想いをのせて、子どもたちが一歩を踏み出すバスプロジェクト〜の画像

町田 希

支援総額

55,268円

/ 60,000円

157%
142%
100%

支援総額

55,268円

支援者数

14人

残り

開始前

開始日

終了日

支援する

市原市で、不登校や多様な背景を持つ子どもたちと保護者の社会的孤立を防ぎ、子どもたちが「安心して過ごせる場所」から「他者とつながる社会性」を育むフリースクール「ウエルキャン」を運営しています

2023年の開設当初は、自分の好きな世界や自分の話だけで精一杯だった子どもたちが、長い月日を共にする中でスタッフの見守りや「仲間たちとの関わりを通して、「自分だけでなく、目の前の相手を思い遣る気持ち」が少しずつ育まれていきました。

これまでも体験活動に出かける機会はありましたが、周囲との関わりに不安がある子どもたちは「安心できる自家用車」でしか移動できませんでした。そんな子たちが他者を意識し、初めて自ら声を上げたのが、「みんなで貸切バスに乗って出かけたい!」という想いです。

しかし、不登校を抱えるご家庭では、経済的な負担や「当日行けるか分からない」という葛藤から、こうした体験機会自体を諦めてしまう現実(体験の格差)があります。私たちは、お金や環境の理由で子どもたちの挑戦や成長の機会が奪われないよう活動を続けています。

幸いにも行政からのバス代補助という大きな後押しを得られましたが、当日までの葛藤に寄り添う現地での専門伴走費や体験活動費など、制度だけでは届かない課題があります。

4年経って子どもたちが口にした「みんなで鴨川シーワールドに行きたい」という願いを叶え、他者と共に「できた!」という自信に変えるため、目標額35,000円のクラウドファンディングに挑戦します。

すべての子どもに等しく挑戦の機会を届けるため、どうか温かい応援をお願いいたします。

ストーリー

制度の枠からはみ出た、大切な一歩の話。

【はじめに】

市原市のウエルシア薬局2階にある『ウエルシア・コミュニケーションセンターいちはら(通称:ウエルコミ)』で、不登校など多様な背景を持つ子どもたちのフリースクール「ウエルキャン」を運営しています。

2023年の開設当初は、ゲームやアートなど自分の世界でしか安心できず、「おはよう」と声をかけても言葉を交わすまでに1年半かかった子もいました。

しかし、日常の居場所で友達やスタッフ、地域の大人の温かい見守りと関わりを重ねる中で、「自分だけでなく、目の前の相手を思い遣る気持ち」が少しずつ育まれていきました。そんな子どもたちが昨年末、ポロッと自分の想いを口にしてくれました。


「あんさ、みんなで鴨川シーワールドに行くのとかってどうかな?」

配慮1

時間をかけて出会い「この仲間となら大丈夫」と思える信頼関係を醸成してきました。

その積み重ねの先に生まれた、大切な願いです。


【目の前にある「体験の格差」と「制度の壁」】

不登校や感覚過敏(匂い、人混み、人の声、逃げ場のない空間への怖さ)を抱える子どもたちにとって、学校や地域での校外学習やバス移動は大きな心理的ハードルです。集団行動に参加できず、日常的な体験機会から遠ざかりやすい「体験の格差」が存在します。

さらに、「当日本当に行けるだろうか」という強いプレッシャーや親への経済的な遠慮から、失敗や怖さが勝ってしまい、子ども自身が「行きたい」という想いそのものにフタをして諦めてしまう現実もあります。

そんな子たちが、自分のペースが尊重されるウエルキャンで4年間かけて築いた仲間やスタッフと一緒だからこそ、「みんなで1台の貸切バスに乗って出かけてみたい」と自らの意志で一歩を踏み出せました。

私たちは普段、公的な制度に深く感謝しながら運営していますが、現行のルールだけでは子どもたちの繊細な心に寄り添う「同行スタッフの配置費用」までをカバーすることはできません。

パニックや不安が起きたときに寄り添ってくれる"いつものスタッフ"の人員確保こそが、子どもたちにとっても保護者にとっても何よりの「安心の土台」になります。「制度の枠外だから」「人員が足りないから」という理由で、子どもたちが勇気を出して芽生えさせた挑戦の機会を消したくありません。

【この「1台のバス」が持つ、特別な意味】

私たちがチャーターする1台の貸切バスは、単なる移動手段ではありません。 自分を理解してくれる仲間やいつものスタッフだけが乗っている空間だからこそ、途中で気分が悪くなっても安心して休むことができ、周りの目を気にせず自分らしくいられる「移動する安全装置(居場所)」です。

はいりょ2

当日は、まだ不安が拭えず、自家用車で向かう選択をしたご家庭も、友達が楽しそうにバスへ乗り込む姿を見て、「あ、自分も乗ってみようかな」と思えたときに、いつでも受け入れられる余白のある選択肢でもあります。

本物の生き物に触れ、命の温もりを感じる情操教育。そして「できた!」という一生モノの自信へ。この小さなスモールステップと環境づくりを、皆さまと一緒に完成させたいと考えています。

  • 目標金額に届かなくても、いただいたご支援は全て、この一歩を支えるために大切に使わせていただきます。
  • どうか、無理のない形でお力添えいただけたら嬉しいです。

【資金の使途とスケジュール】

皆さまからいただいたご支援(目標金額:35,000円)は、子どもたちが安全に移動し、いつものスタッフとともに安心して体験を重ねるための費用として大切に使用させていただきます。

▪️現地体験活動・情操教育費(子ども分): 19,500円

本物の生き物に触れ、豊かな感性や社会性を育む体験活動費。子ども8名分の入場料金(約9,600円)と、館内での生き物体験・学習プログラム費用(約9,900円)に充てさせていただきます。経済的負担や「当日行けるか分からない」不安を抱えるご家庭でも、子どもたちが安心してスモールステップの挑戦ができる環境を整えます。

▪️いつものスタッフ伴走・安全管理費(4名分): 12,000円

人混みやパニック時にも迅速に対応し、子どもたちが「この人がいれば大丈夫」と心から安心して過ごすためのサポート費用。

▪️Syncable 決済・システム手数料: 約3,500円

  • プラットフォーム利用にかかる実費手数料。

※目標金額に届かない場合でも、いただいたご支援はすべてこの一歩を支えるために大切に使わせていただきます。


【今後のスケジュール】

  • 2026年10月21日(水) 23:59: クラウドファンディング募集終了
  • 2026年10月28日(水): 鴨川シーワールド校外学習 実施日
  • 実施後: Syncable内の「活動報告」ページにて当日の様子をご報告いたします

スタッフ集合


【運営団体・作成者メッセージ】

■ 運営団体

特定非営利活動法人いちはら市民活動協議会

子ども第三の居場所「ウエルキャン」

■ 作成者メッセージ

私自身、我が子の不登校や感覚過敏に悩んできた保護者の一人です。その葛藤を経て、子どもたちが「ありのままの自分(Being)」で過ごせる居場所を運営し、子どもたちだけでなく、ご家庭(保護者)にも寄り添いながら、居場所での「安心感」や「気づき」をご家庭の中に持ち帰り、各家庭のペースで歩んでいけるよう伴走・サポートを行ってきました。

大人や他者を受け入れるのに時間がかかっていた子たちの中に、長い月日を重ねて芽生えた「個人」から「みんな」という大切な気持ち。

制度の枠組みで諦めるのではなく、「どうすれば実現できるか」を子どもたちと共に模索する姿を、大人の背中として示したいと考えました。

また、このプロジェクトを通じて子どもたちが、誰かの「善意」や「思いやり」に支えられているという「社会の循環」を実感し、次は自分が他者を思いやる心を育む機会となることを願っています。

どうか温かいお力添えをよろしくお願いいたします。

〒2900011

千葉県市原市能満1020-1

0436201090

https://ichihara-csc.net/

代表:赤松鐵雄

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