子育てに悩む親御さんへ、「こんな見方もあるよ」と伝える小冊子を届けたい。
「何度言っても、分かってくれない」
「周りの子はできているのに、どうしてうちの子だけ」
「私の関わり方がいけないのかな」
子どもと毎日向き合っていると、そんなふうに悩んでしまうことがありますよね。
でも、「できていない」ように見えても、よく見てみると、始めようとしていたり、途中までできていたりすることがありませんか?
そこに気づくことで、子どもの見方や次にかける言葉が変わってくるかもしれません。
私たち特定非営利活動法人5-CHA(ごっちゃ)は、2027年5月に法人化10周年を迎えます。
この節目に、 これまで子どもたちやご家族と関わる中で大切にしてきた視点を、イラストと短い文章で気軽に読める小冊子にまとめたいと考えています。
忙しい毎日の中でも手に取りやすく、「こういう見方もあるんだ」と思える一冊を、子育て中の多くの方に届けたい。
この冊子が必要な方の手元に届くよう、皆さんの力を貸していただけませんか。
ストーリー
「発達障害だから」で、選択肢がなくならないように
こんにちは。特定非営利活動法人5-CHA(ごっちゃ)です。
私たちは愛知県安城市を中心に、発達に特性のある子どもたちの自立や社会参加を支えるとともに、子どもたちを取り巻く人や地域に、発達特性への理解を広げる活動を続けています。
活動の始まりは、11年前。
「ボール遊びが好きな子どもに、サッカーを習わせてあげたい」
そんな思いを持つお母さんから相談を受けました。
その子は自閉症があるという理由で、地域のサッカースクールに受け入れてもらうことができませんでした。
好きなことがある。
やってみたいことがある。
それなのに、発達に特性があるというだけで、その選択肢そのものがなくなってしまう。
「だったら、僕たちで一緒にできる場所をつくろう」
2015年、わずか数人で始めたフットサルが、5-CHAの始まりでした。
現在は「プレなら」として、フットサル、ダンス、たいそうなど、障害のある子もない子も一緒に参加できる習い事を続けています。

「なんでできないの?」より「どう見えてるんだろう?」
5-CHAの活動で大切にしていることがあります。
それは、発達に特性のある子どもだけに、
「ルールを守って」
「みんなに合わせて」
「ちゃんとできるようになって」
と求め続けないことです。
活動の中では、ルールがうまく理解できなかったり、思いを伝えられなかったりして、子ども同士がぶつかることもあります。
そんなとき、「この子は困った子だ」で終わらせるのではなく、
「なぜ今、こうしているんだろう。」
「この子には、どう見えているんだろう。」
「どんな伝え方なら届くだろう。」
と考えます。
子どもだけを変えようとするのではなく、周りにいる子どもや大人も、伝え方や関わり方を見直します。
どちらか一方だけが相手に合わせるのではなく、お互いにとって無理のない関わり方を探していく。
それが、私たちが大切にしてきた関わり方です。

子どもの見方が変わると、関わり方も少し変わる
これは、子どもに関わる現場だけの話ではありません。家庭での子どもとの関わりにもつながります。
毎日の子育ての中では、どうしても目の前の「困ったこと」に目が向きます。
支度をしてくれない。何度言っても伝わらない。
突然怒り出してしまう。周りと同じようにできない。
保護者の方々は子どものことが大切だからこそ、「このままで大丈夫だろうか」と心配になり、なんとかしようと一生懸命になります。
けれど、それが続くうちに、保護者自身が苦しくなってしまうこともあります。
そんなとき、できていないことだけでなく、できているところに気づき、目を向けてみる。
支度が終わっていなくても、着替えは始めている。
宿題が進んでいなくても、ノートは開いている。
全部はできていなくても、すでに始めていることや、途中までできていることがあります。そこに気づくことで、子どもへの声のかけ方も変わるかもしれません。
そして何より、子どもだけではなく、毎日その子と向き合っている親自身にも、「十分頑張っているよ」と伝えたい。
それが、今回この冊子をつくりたいと思った理由です。
疲れたときにも、気軽に開ける一冊に
今回つくりたいのは、専門書ではありません。
発達障害について、難しい言葉で詳しく解説する本でもありません。
子どもとの関わりに悩んだときに、
「そういえば、あの冊子にこんなことが書いてあったな」
と思い出してもらえるような、小さな冊子です。
子どもの「できているところ」に気づくためのヒントを、イラストと短い文章で分かりやすく紹介します。
最初から最後まできちんと読まなくてもいい。
気になったときに、好きなページを一つ開いてもらえたらと思っています。
その中から一つでも、「なるほど」「そういう見方もあるのか」と感じてもらえたら。
そして、読んだあとに少し気持ちが楽になるような冊子を目指しています。
※小冊子の完成は、2027年5月頃を目指しています。

(冊子ラフ・イラストイメージ)
親を応援することは、子どもを応援することでもある
5-CHAは、子どもたちのための活動を約10年続けてきました。
その中で、いつも子どものすぐそばにいる保護者の姿も見てきました。
わが子のことを理解しようとする人。
学校や支援先と何度も話をする人。
うまくいかなかった日に、自分の関わり方を振り返る人。
明日はどうしたらいいだろうと、また考える人。
だからこそ私たちは、子どもを支えるには、そのそばで日々向き合っている保護者も支えることが大切だと考えています。
今回のクラウドファンディングを、5-CHAと皆さんが一緒に保護者を応援する取り組みにしたいと思っています。
「子育てを一人で抱えなくていい地域になってほしい」
そう願う皆さんの思いを一冊の形にして、必要な保護者へ届けたいと考えています。
冊子の先に、私たちがつくりたい社会
私たちが目指しているのは、冊子をつくって終わることではありません。
障害のある人もない人も、お互いを知り、関わり方を考えながら、協力して生きられる地域をつくることです。
5-CHAでは、このような社会を 「協力して生きる=協生社会」と呼んでいます。
子どもにだけ「周りに合わせて」と求めるのではなく、大人もその子を知ろうとする。
子育てに悩んでいる人に、「もっと頑張って」と言うのではなく、「一緒に考えよう」と声をかける。
発達に特性のある子どもを受け入れたいけれど、どう関わればよいか分からない人には、そのためのヒントを届ける。
こうした一つひとつの変化が、協生社会につながっていくと考えています。
今回つくる冊子も、そのための小さな一歩です。
この冊子が、子どもの見方や関わり方を考えるきっかけになる。そこで生まれた新しい関わりが、家庭から学校へ、そして地域へと広がっていく。
私たちは、そんな未来を思い描いています。
今回のご寄付で実現したいこと
今回、私たちは【10万円】を第一目標にクラウドファンディングに挑戦します。
いただいたご寄付は、今回の小冊子を制作し、必要な方へ届けるために活用します。
想定している費用は、次のとおりです。
- 冊子のデザイン・制作費(約2.5万円)
- イラスト制作費(約2.5万円)
- 印刷費(約3万円)
- 冊子を必要な方へ届けるための費用(約2万円)
また、5-CHAの活動そのものにも、活動場所の会場費として月約24,000円、講師への謝金として月約30,000円など、継続的な費用がかかっています。もし10万円以上のご寄付をいただけた場合は、活動費にも大切に使わせていただきたいと考えています。
今回のクラウドファンディングを、冊子をつくって終わるものにはしたくありません。
冊子をきっかけに5-CHAの活動を知っていただき、その先も、
「子どもも、親も、一人にしない地域を一緒につくりたい」
と思ってくださる方とのつながりを増やしていきたいと考えています。
ご寄付くださった方にも、完成した冊子をお届けします
ご寄付くださった方全員に、完成した冊子をお届けします。
ご自身で読んでいただくのはもちろん、
子育て中のお友だちへ。
お孫さんを育てているご家族へ。
学校や福祉の現場で子どもに関わる方へ。
皆さんの手から、この冊子を必要とする方へ届けていただけたらうれしいです。

一緒に、親御さんを応援してください
子育てに、たった一つの正解はありません。
子どもが一人ひとり違うように、親も一人ひとり違います。
だから、「こんな見方もあるよ」と、別の見方を知るきっかけを届けたい。
そして、「一人で頑張らなくてもいい」と思える地域をつくりたいと考えています。
今回つくるのは、小さな冊子です。
その一冊が、子どもの「できているところ」に気づくきっかけになったり、毎日子どもと向き合う親の気持ちを少し楽にしたりできたら、私たちにとって大きな意味があります。
この冊子を必要な方へ届けるためには、皆さんの力が必要です。
「子育てを頑張っている親を応援したい」と思ってくださる方に、この取り組みに加わっていただけたらうれしいです。
障害の有無にかかわらず、 子どもも大人もお互いを尊重し、協力して生きられる地域をつくるために。
ご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。


