ゆるやかに、わたしの「日常」が変わっていました / 事務局長 太田
2020/5/12 17:00
私が月と風とに関わり始めたのは、今から11年前でした。
友人から月風が事務の人手不足に困っているという話を聞き、ちょうど育児休業中だったのでお手伝いさせてもらい始めたのがきっかけでした。
私自身はヘルパーとしてではなく、事務方として色んなことに関わらせてもらっていますが、
改めて思うのは、
月と風とに関わる前と比べると、私の日常に、しょうがいのある方のことを思う時間が圧倒的に増えたなぁ。ということです。
月と風とのたくさんの活動の中には、「障害者」「利用者さん」といったカテゴリーではない「○○さん」との出会いがあり、
その中で「○○さん、元気かな?」「この前、困ってるって言ってた○○さんのコレ、どうなったっけ?」とか、ふと頭の中に「○○さん」が浮かぶことが増えていきました。
それ自体、何も不思議なことではないんですが、
11年前の私の日常の「○○さん」には、「障害者」と言われる方の人数が、すごく少なかったんだと思います。
私自身に特別なスキルが備わった訳ではありませんし、11年前と比べて何かが大きく変わった訳でもないと思うのですが、
きっと、大きく変わったのは、知り合いの中に「障害者」と言われる方の人数が増えたこと。
おそらく、日常に、そのきっかけになる場面が増えたことで、必然的に知り合いの人数が増えたのだと感じています。
ぜひ、このキャンペーンを通じて、できるだけたくさんの方に月と風との活動を知っていただき、
皆さんの日常にも、そのきっかけが増えることを願っています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
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