HALは障がいを持つ子どもにも「長期キャンプ」を実施しています
2020/6/21 05:42

障がいを持った子どもたちが、生きがいとして楽しみにしている活動を、笑顔あふれる活動を、HALは守りつづけたいと考えています。
地球冒険キャンプ「北海道(利尻・礼文)キャンプ」
HALは設立当初より2週間の長期キャンプに取り組んでおります。
東京駅から「青春18きっぷ」を握りしめて、日本最北端の駅「稚内」目指しての3日間の旅から始まります。次に稚内から「利尻島」に渡ってからの1週間のテント泊
3日間かけての島1周63kmの徒歩旅行にも挑戦します。島では「鳥の丸焼き」や「ピザづくり」など野外料理を楽しんだり、キャンプファイヤーや染め物をしたり、北海道の大自然を満喫します。次の目的地は礼文島の「桃岩荘」。日本一のユースホステルで旅人と親交を温めます。
再び稚内に帰ると北海道縦断バスの旅。乳しぼりにジャガイモほり、ひまわり畑や温泉などへの観光も行います。帰りは太平洋をフェリーで素敵な船旅…
素敵な仲間たちとの大冒険!新たな自分の発見。
「僕の前に道はない、僕の後ろに道はできる」
「生きることの素晴らしさ」
これらを、身体で感じる2週間です。
チャレンジスキーキャンプ
年間3回のスキーキャンプ。障がい児(者)だってスキーを、冬を、雪を楽しむことはできます。スキーを滑った時の足から伝わる振動、顔に当たる風。生きる喜びを心から感じる瞬間です。HALのスキーキャンプはアフタースキーも充実。専門指導者による数々のおもしろプログラム。ゲーム大会にお祭りプログラム、そして感動のキャンドルファイヤー。当法人にはこのスキーキャンプを生きがいとして、毎年楽しみに参加してくれている子どもたちがたくさんいるのです。
トライスキーを使って上達! ゲレンデコンディションもグッド
https://twitter.com/NpoHAL/status/833199856659226624
なぜ、長期キャンプ?
欧米各国では子どもたちは夏休みにひと月「サマースクール」という形で体験活動を行うものです。しかし、日本では学習活動に比べて、野外教育はなかなか理解を得られない現状にあります。特に障がい児(者)はほとんどそんな機会に恵まれません。
NPO法人HALではノーマライゼーションの原則に立って知的障がい児(者)や子どもたちにも長期キャンプの機会を提供し続けたいと考えております。日本でポピュラーな2泊3日や3泊4日のキャンプでは、キャンプ地の環境に適応する前にキャンプが終わってしまいます。
キャンプを教育とするためには、キャンプ地やキャンプを共に行う仲間たちに適応して、その後に課題を解決する体験活動を行う必要があります。日本では例にほとんどない、知的障がい児(者)も対象とした長期キャンプ。今後も大切に続けてまいりたいと考えております。
小さな小さな大冒険!冒険を成し遂げた時、その達成感は子どもたちに大きな自信をあたえ、参加者の子どもたちを一回り大きくしてくれます。
オリジナルバンダナ・Tシャツをプレゼント
今回の継続寄付会員募集キャンペーン「ふんころがし」にて寄付をお申し込みされた方には、夏の長期キャンプで子どもたちが染めるバンダナ(500円/月寄付会員)やTシャツ(1000円/月寄付会員)をプレゼントいたします。
ブログや各SNSでも活動の様子やお知らせをUPしていきます
https://www.facebook.com/NPO.HAL/
https://www.instagram.com/npo_hal/
ボランティアに参加する
寄付ではなくボランティアとしてご支援を検討いただける方は、LINE公式アカウント「HALボランティア」にてボランティア募集情報をお知らせいたします。
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