#23 私が『こどもホスピス』を始めたきっかけ。佐藤貴虎
2020/5/23 18:00
私がこどもホスピスと最初に出逢ったのは、
イギリス留学中の1999年、
マンチェスターにあるこどもホスピスである
フランシス・ハウスでした。
「いつでも、どこでも、だれでも」を標語とする
生涯学習というものを研究していた私は、
重い病気や障がいとともにある子ども達の
学びや遊びに焦点を絞り研究を続けようと
マンチェスター大学の門を叩きました。
そしてそこで出会った私の指導教授が
一度訪れてみるべき、ということで紹介してくれたのです。
初めて訪れた時のことは
はっきりと今でも覚えています。
「こどもホスピスってこんな場所なのか!」
との衝撃を受けると同時に、
何だか何度も訪れたことのあるような
懐かしさを感じる場所でもあったのです。
明るいひだまりに、まるで家庭のリビングで寛ぐような子どもたち、工作をしたり音楽を楽しむ
子ども達の姿もありました。そしてそこにそっと寄り添う大人達、
(最初は家族の方だと思っていたのですが、実はスタッフの方々でした)
そのときです。
日本にもこういう場所が必要なのではないか、
と思ったのは。
一人ひとりが大切にされる場所を日本にも作りたい!
そう思いました。
そして日本に帰国後、
Make A Wish of Japanでボランティアに
参加させてもらったり、
北海道で先駆的な試みをされていた
そらぷちキッズキャンプでのボランティアで
貴重な経験を積ませてもらうなどしながら
いつ活動を開始するか頃合いを見ていました。
その時、今回応援メッセージを書いてくださった
大阪市立総合医療センターの岡崎先生と出会い、
「大阪・鶴見にこどもホスピスを建設する計画があるが、
幼児部門のアドバイスを頂けないか」
との声をかけて頂き、立ち上げに関わらせていただきました。
そこでの経験を生かし、
2015年に日本医療保育学会北海道ブロックで
こどもホスピスについて発表をさせて頂き、
関心を寄せてくれた方々と活動を開始したのが始まり、
ということになります。
これからも初心を忘れず、
一歩ずつ丁寧に活動を進めていきたいと考えております。
150名という第二の目標に向け、
さらなるご支援をよろしくお願い申し上げます。
代表理事 佐藤貴虎
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1,000円
【ランチ1回分のサポーター】
ー障がいや、病気とともに生きる子どもが誰でも楽しめる「遊び方」の勉強会や、『こどもホスピス』の概念を広めるための講演会活動の経費として活用させていただきます。
2,000円
【ありがとうございます!】
ーこの活動を継続していくために、理解ある方のご寄附は大変励みになります。
活動の報告として、年に2回「にぃにゃ」という会報誌を作成し(お金をかけずにスタッフが作成)メールにてお送りさせていただきます。
3,000円
【こどもたちへありがとうございます】
ーこの活動を継続していくために、理解ある方のご寄附は大変励みになります。
また活動の報告として、年に2回「にぃにゃ」という会報誌を作成し(お金をかけずにスタッフが作成)メールにてお送りさせていただきます。
さらに、外出のチャンスが難しいご家族をサポートさせていただききお出かけイベントなどの経費に活用させて頂きたいと思います。
5,000円
【こどもたちへありがとうございます】
ーこの活動を継続していくために、理解ある方のご寄附は大変励みになります。また活動の報告として、年に2回「にぃにゃ」という会報誌を作成し(お金をかけずにスタッフが作成)メールにてお送りさせていただきます。
さらに、レスパイトにかかる経費として専属の看護スタッフや医療的ケアを担当するスタッフの費用に活用させて頂きます。
10,000円
【2022年こどもホスピスにあなたのお名前を!】
ー継続してご寄附いただけることが何よりの理解であり大変に感謝いたします。2022年に開設を目指している北海道こどもホスピスの壁にあなたの名前を刻ませて頂きただきます。
どんなこどもも「自分らしく学べる。遊べる。」場所、社会を目指して。
あなたのご寄附で必ず実現させます!