私たちの取り組む課題
私たちの願い
令和6年1月1日16時10分、能登半島を襲った最大震度7の大地震は、家屋の倒壊、津波、大火など未曽有の大災害となりました。この災害で輪島市の経済を支える輪島朝市を開催していたエリアは約300戸を焼き尽くす大火災となりました。その他の被害も甚大であり、輪島朝市の復興も含め輪島市の再生は長い道のりとなります。このような状況下で、私たち特定非営利活動法人輪島朝市は、輪島朝市に出店していた事業者と有識者、市内外の会員、支援者らが参加する、地域を超えた幅広い知見を有する公益団体として、輪島朝市の再生から輪島市の経済活動の回復を目指すものです。そのため、当法人に「輪島朝市復興基金」を設け、多くの方に賛同いただき関わっていただきながら浄財を募り、基金の公益的な運用を行います。輪島朝市の復興からから輪島市の経済再生をすることが私たちの願いです。
- 能登半島地震からの復旧に向けた取り組みを優先して取り組んでいます。
- 被災住民への炊き出し
- 災害ボランティアの受け入れ派遣
- 災害ボランティアの寄宿舎提供
- その他、被災住民の暮らし応援のための事業
- これらの事業を連携団体とともに輪島朝市復興基金を造成して実施しています。
- 復興過程では、住民に愛される輪島朝市づくりに取り組みます。
なぜこの課題に取り組むか
輪島朝市が継承されてきたのは住民の支えがあったからとの考えに基づき、被災住民の生活復旧を支援することが私たちの使命と考えています。
その先には、住民のみなさまとともに県内外の有識者も交えて輪島朝市の復活を検討させていただきます。これまでの輪島朝市は多くの課題を抱えていましたが、その解決ができないまま被災しました。私たちは、これまでの課題を再確認するとともに課題解決を行い、住民に愛される輪島朝市をつくりあげ、輪島市の経済復興と振興に寄与してまいります。
私たちが描くのは、地元客も観光客も楽しく交流し買い物ができる輪島朝市です。
私たちは能登半島地震という逆境を梃子に新しい輪島朝市をつくるために更に活動を加速したいと思っています。
メッセージ
震災発生から3ヶ月が経過しようとしています。お亡くなりになった方や未だ安否不明者がおいでるなかですが、少しでも早く再建を果たし、地域経済に貢献することが私たちのミッションであると考えています。
みなさまからお預かりしたご寄付は、公益の視点で大切に使わせていただきます。そして、輪島朝市復興の道のりは長くなりそうですが、個人と地域がが調和する将来を描きたく考えております。
私たちも震災と火災に見舞われた被災者ではありますが、しっかり前を向いて輪島朝市の復興から地域経済の再生に取り組んでまいります。
特定非営利活動法人輪島朝市
代表理事 小林 政則
寄付金の使い道
寄付金の使途
復旧過程では被災住民の生活支援のための費用にします。
- 被災住民への炊き出し費用
- 被災住民へのボランティア受入費用
- ボランティアの寄宿舎運営費用
- その他事務運営費用
復興過程では輪島朝市が生まれ変わるための費用にします。
- 輪島朝市住民会議開催
- 輪島朝市デザイン及び規則策定
- 輪島朝市復興計画の事務運営費