私たちの取り組む課題
自立生活についての相談事業
全国から電話やメールで障がい児者の親御さん等から、どうしたら自立生活ができるのかなど相談を受け付けています。
また、ヘルパー制度や派遣が十分でない市町村での問題、 親なき後の子を心配する声も頂いており 、小さなことでもご相談ください。
講演会
全国や海外の方を招き、福祉について講演を毎年開催しております。学べることは学び、行政にも訴えてきました。2020年以降は感染症に配慮し、zoomでの講演会も行っています。
いちご通信
会員さまに向けて年に3回発行しています。
障害当事者の方に自立生活に関する記事を執筆していただいております。
介助研究会
障害者問題に興味のある、障害者、親、ヘルパー、施設職員などが集って話し合っています。
札幌市に重度訪問介護サービスを実現したり、公共のトイレ、公園、エレベーターなどを視察し、使いにくい部分を直すよう行政と連携した実績があります。皆さんも仲間になりませんか?
ヘルパーステーションいちご
居宅・介護事業「ヘルパーステーションいちご」は、障がい当事者たちの「どんな重い障がいがあっても地域で暮らしたい」という思いを実現するために、2016年に開所されました。
1977年以来、札幌や北海道の障がい者の人権拡大を訴えてきたNPO法人札幌いちご会が母体となり、自立生活を行う当事者の声を中心としたケアをめざします。
その他
なぜこの課題に取り組むか
どんな障害があっても夢を持ち自由に生きる社会を目指して
私たちは1977年から障がい者が自由に地域で生きるための運動を行ってきました。
いくら役所に要望書を書いても限界があることを知り、全国のみなさまから書き損じはがきやご寄付をいただき、ボランティアやマスコミなどの応援を受け、障がいのある人たちが施設ではなく、介助体制さえあれば地域で暮らしても危険がないのだということを社会に訴えました。
たとえば、どこにでも障がい者用トイレやエレベーターを設置するよう要請したり、家族がケアをできなくても生きていけるためのヘルパー制度を強く訴えてきました。
理屈ではなく、障がい者が夢を持ち、自由に生活している姿を見て理解してもらうことが大切なのだということを学びました。
どんなに重い障がいのある人でも「あなたの夢や希望は正しい」と伝えることは、札幌いちご会の仕事だと思います。
どんなことでも良いので声をかけてください。福祉に携わっている方やご家族からのご相談もお受けしています。
これからの皆さんのご意見が、新しい世界を開きます。一緒にコーヒーを飲みながらたくさんお話をしましょう。
札幌いちご会は「いま現実に見えるもの」ではなく、障がいのある人たちの夢や想像することを実現していきたいと考えています。
ご協力お願いいたします。一緒に活動してくださる仲間もお待ちしています。
寄付金の使い道
以下の用途を予定しております。
- 会報誌「いちご通信」に寄稿してくださる障がい当事者の方への原稿料
- 障がい福祉に関する講演会の開催資金
- そのほか、障がい当事者スタッフによるバリアフリーチェック実施時の費用など
ご協力のほどよろしくお願いいたします。