私たちの取り組む課題
災害支援の現場に若者を呼び込む仕組みを作り、被災地のリアルな現場の中で支援者育成も兼ねて緊急支援を実施し、未来の災害支援の現場を支える若者の育成を行う。発災直後の被災地の環境に相性が良い旅人を災害支援に呼び込み、緊急期から支える次世代リーダーの発掘を行う。また、リモートワーカーを災害支援に巻き込むことで、長期支援者数の増加を狙う。
未来の災害支援の現場を支える次世代リーダーの発掘と育成をするために、私たちは大きく3つの軸を持って活動しています。
私たちの3つの軸
1.若者が災害支援に出会うキッカケになる
能登半島地震の発災後3ヶ月間で約200名の20代・30代の支援者が"災害NGOタビイク"をキッカケに支援に訪れました。
若者を災害支援の現場に呼び込む仕組みを作り、リアルな現場の中で、未来の災害支援の現場を支える若者の育成を行います。
2.旅人が災害支援の現場で活躍する場所づくり
慣れない過酷な環境の中でも力強く活躍できる旅人たちは、災害支援と相性が良い。
発災直後の被災地は、支援者にとっても過酷な環境となります。旅の経験から、さまざまな環境に慣れている旅人たちは、フットワークも軽く、被災地に駆けつける力もあります。旅人たちが活躍できる現場を作り、緊急期から支える次世代リーダーの発掘・育成を行います。
3.長期支援者を増やす
フリーランス、ノマドの人が支援をしながら仕事をし、長期で滞在できる環境を。
支援ボランティアの課題として挙げられるのは、長期支援者の資金面です。ボランティア不足につながるこの課題の解決案として、緊急期が過ぎた時期にてWi-fiや電源を完備しオンラインでの仕事環境を整えています。Wi-fiの「被災地に長く居続ける」ことで出来る支援もあります。週4日は支援をし、週3日は仕事をするというライフスタイルが実現します。
なぜこの課題に取り組むか
災害支援現場で活動する大半が35歳〜54歳
現在の災害支援の現場は、技術と経験を持ち合わせ、お金と時間に余裕がある定年退職後の支援者が多い現状があります。現在災害支援の現場で活躍する大人たちが引退したあと、災害支援の現場は、技術も経験も持ち合わせない若者が担うこととなります。今から20代・30代が災害支援に出会い、技術と経験を培っていかなければ未来は一体どうなるのでしょうか。
若者ならではの発想で。
災害支援の現場はどうしても現代システムの反映が遅れていきます。20代・30代ならではの現代の便利を使ったシステム化を行い、災害支援の現場がよりスムーズになるよう、また幅広い世代へ支援の様子が届き、興味・関心を持ってもらうための活動も行なっています。
・支援者管理システムのオンライン化
・オンラインでの事務局運営(遠方支援の可能性を広げる)
・インフルエンサーの発信での支援を束ねる
Youtuber、インフルエンサー、美容師、 整体師などがタビイクをきっかけ、それぞれの得意分野で様々な形の支援を行っています。
寄付金の使い道
いただいたご支援はすべて、被災地の支援活動経費や、活動を維持するための経費に充てさせていただきます。
被災地でより支援長く活動を続けるには、どうしても経費が必要になります。
現場に走るためのガソリン代、現場での滞在費、作業や活動に必要な物を購入する活動費、移動手段としての車・バイクなどの維持費、情報発信のための通信費・活動を支えるための人件費などです。
目に見えるもの、見えないもの、活動にかかるすべてのものは皆さんのご協力あってまかなえるものです。
皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。