私たちの取り組む課題
現場で実働できる犬と人(ハンドラー)を育成します。
実際に災害等の現場で行政機関や他団体と連携して作業する能力、技能を備えたハンドラーと、普段の練習とは異なった状況の中でも普段の練習で訓練した捜索が可能な犬を育成し、現場に出動することができるようにしていきます。
また、認知症高齢者の行方不明等でも、出来る限り早く依頼に対応し、臭跡追求犬(Trailing dog)を用いての捜索をおこないます。
なぜこの課題に取り組むか
競技会ではなく、現場で救助隊と連携し活動できる犬と人の育成が必要。
実際の災害現場は競技会で設定されている災害を模した瓦礫とは異なります。例えば競技会では前もって想定された時間に1度だけ捜索を行い、制限時間内に要救助者役を必要人数発見すれば終了ですが、混乱した現場では、犬は何度も捜索の依頼がかかり、それ以外の時間は長い待機です。
捜索も大きな音で飛ぶヘリコプターやドローン、現場に入る重機、そして救助犬に興味津々で固唾を飲んで見守る行政関係者や、被災者達など。その中で普段の練習通りの力をいかに発揮させるか、それを発揮できるかできないかに人の命がかかってきます。
そのためには犬だけでなく、ハンドラーや救助犬チームの他のメンバーもその現場に対応できる技能が必須となります。
寄付金の使い道
・認定審査会開催費
・海外セミナー講師招聘渡航費
・出動時の交通費
・イベント参加費
・HPなどの管理費
・NSAのパンフレット
・年次報告書
・NPO決算報告書作成費