私たちの取り組む課題
障害のある人の社会的受容「acceptance」と周辺化されがちな人々を包摂・包括する「inclusion」を組み合わせてAcceptions(アクセプションズ)と命名。日本社会に多様性の素晴らしさを発信し、ダウン症のある人、その家族、そしてすべての人が自分の能力を活かし、お互いを尊重できるインクルーシブな社会の実現を目指して活動しています。 日本で初めてNY発祥の「バディウォーク」を東京渋谷で開催し、各種イベントや企業団体とのコラボレーションによってダウン症のある人の魅力を発信しています。
なぜこの課題に取り組むか
ゆっくり、という言葉が、
前向きな意味で使われることは少ない。
でも、本当にそうでしょうか。
ゆっくりは、やさしい。
ゆっくりは、深い。
ゆっくりは、豊か。
いまを生きる私たちが求めているものは、
「ゆっくり」の中に見つかるのかもしれない。
ゆっくりは、「力」だ。
それは、人が幸せになるための力。
それは、すべての人が生まれつき、もっている力。
その力を、染色体1本分だけ多くもっているのが、
ダウン症のある人なのだと思います。
彼らは、彼女らは、ゆっくり生きる。
ゆっくり世界を知り、じっくり幸せを感じ、
そして、にっこりと周りを照らしながら、
今日という一日を、ていねいに愛している。
ダウン症のことを考えつづけるうち、気づいたのです。
そうだ、「ゆっくり」は、世界中すべての人にとって
大切なことじゃないか、と。
ダウン症の「ゆっくり力」で、世界をやさしく、人間らしく。
私たちは、アクセプションズです。
寄付金の使い道
アクセプションズは皆様からお寄せ行っただいた寄付により、ダウン症の一般の理解と普及を目的とするさまざまな活動を実施しています。
- 啓発イベント バディウォークをはじめとするダウン症の一般の理解を促進するイベント
- 研修・勉強会 ダウン症のある方の教育や就労、QOLの向上に関する勉強会・研修
- 情報発信 SNSやメールマガジンを通じたダウン症に関する情報発信
- コラボレーション さまざまな企業・団体とのコラボレーションによる共同作業