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当会は西東京市を中心に猫の愛護活動を行っているボランティア団体です。『保護猫にも家猫と同じレベルの医療を!』を信念に目の前の命を一つでも多く繋いでいくことを目指しています。

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取り組み一覧

不衛生な環境から保護された仔猫達の命を繋ぐ

事業の目的

市内某所のアパートで仔猫が6匹、生まれました。

このアパートには多くの野良猫が住み着いており、今までも仔猫が何度か生まれている現場です。


お年寄りが多いアパートで生まれた仔猫たちとその母猫は、住人の方が目をかけてくれていましたが、衛生的な環境とはいいがたく、栄養状態も悪かったため、みんな酷い猫風邪を発症していました。

時期は11月の終わりで、これからどんどん寒くなる頃でした。

6匹のうち、3匹はそれぞれ家族として迎え入れてくれる方がいらっしゃったのでそのお家へ。2匹は当会の預かり枠が空いたため保護預かりへ。そして、最後の1匹も引き取り先が決まっていたのですが、保護が間に合わずに死んでしまいました。

当会で保護預かりとなった2匹は、他の猫達の中でも猫風邪が酷く身体の小さな子達でした。

2匹はそれぞれ『チビラ』と『ミニラ』と名付けられ、猫風邪を治すために療養生活をはじめることとなりました。

これまでの活動

【11月25日】

チビラ(オス/510g)とミニラ(メス/680g)が保護される。

初期医療にかけたところ、猫風邪ど酷い結膜炎と診断。

保護預かり宅へ移動し、療養生活がスタート。

猫風邪は酷いが、2匹とも食欲は旺盛。

目薬1種、飲み薬1種。


【11月27日】

症状の改善が見られないため受診し、別の薬を処方してもらう。

目薬2種、飲み薬1種、軟膏1種。

ミニラにエリザベスカラー装着。

腫れあがっている瞼がくっつかないように、昼夜問わず数時間おきにコットンでふやかす。


【12月5日】

3度目の通院。

チビラ(510g→620g)鼻詰まり、涙、くしゃみが酷い。

ミニラ(680g→800g)結膜炎が酷く瞼が腫れあがっているが徐々に沈静化してきている。

目薬2種、飲み薬2種、軟膏1種…の合計5種の薬を処方される。


【12月9日】

2匹とも猫風邪が目に見えて回復してくる。

まだ症状は残っているが、大人猫達に甘えたり、元気に遊びまわりご飯もたくさん食べている。


【12月28日】

結膜炎がほぼ完治して、2匹とも本来の可愛い顔になった!

涙目とチビラの鼻水とくしゃみは継続中。


【1月5日】

猫風邪の症状がだいぶ収まったので1回目のワクチンを行う。

チビラに食糞の癖がでていたため、追加で駆虫薬を処方してもらう(ドロンタール)


【1月17日】

譲渡会にでて、6件のお申込みをいただく。

その後、トライアルが決定する。


【1月18日】

チビラに頻尿とわずかな血尿がでたため病院へ。

突発性膀胱炎と診断され、薬を処方される。

譲渡会のストレスが原因なのか…幸い、症状はその日のうちに改善する。


【1月26日】

2回目のワクチンと、2回目の駆虫薬を処方してもらう。

体重はチビラ1.5kg、ミニラ1.8kgに!


【1月31日】

トライアル開始。

新しいご家族様のお家に2匹を連れていく。

まだ涙目とチビラのくしゃみが残っていたので点鼻薬をお願いする。


【2月20日】

2週間のトライアル期間後、無事に正式譲渡となる。

新しい名前はチビラ→ツナ君、ミニラ→マヨちゃん。

その後、新しい飼い主さんに不妊手術をしてもらう。

これまでの事業成果

保護当初は片手におさまるくらい身体も小さく、命にかかわるレベルの猫風邪をひいていた2匹ですが、適切な医療にかけられたおかげもあり、無事に大きくなることができました!

恐らく、あのまま保護できなければ亡くなってしまった1匹と同じ運命を辿っていた可能性が高いです。


今は2匹一緒に、ずっとのお家で愛情いっぱい、笑顔の絶えない幸せな生活を送っています。

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