事業の目的
むすびの手では寄付を使って、
岐阜県可児市・美濃加茂市周辺の方を中心に
●困り事トリアージの支援
●救済ルームの設置・運営
●いつでもごはん(フードバンク)の企画・運営
●生理用品の無料配布
●ランドセルなどの学用品の提供
●冷暖房器具の無料貸出
などを行いたいと考えております。
更に最終的な目的として、子ども・お年寄りはもちろん、障害をお持ちの方やボランティアまでたくさんの方が集まれる、みんなの居場所「曼荼羅結庵」を作りたいと考えております。
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私たちは
「日本に住んでいる多くの人は、今、自分の目の前にある暮らしが誰もが当然のようにできている」と思いがちです。
しかし実際には、
電気代を払うことはおろか、部屋に冷房を付けることもできず、脱水症状を起こして倒れてしまうお年寄りがいます。
倒れても、一人暮らしのお年寄りは誰にも気づいてもらえず、医療費も払えないため病院に行くこともできず、誰かに見つかった時には手遅れだったということも現実に起きています。
親の貧困のために、生理が来ても生理用品を買うお金を親からもらうことが出来ず、取り替える回数を減らして耐えていたり、学校のトイレのトイレットペーパーなどで代用しながら下着や制服を汚してしまうことに不安をおびえながら過ごしている子どもいます。
そういう方たちの多くは、生活保護や医療扶助など、様々ある日本の制度を何らかの理由で使うことが出来ない。所謂グレーゾーンの人々です。
日本の制度を直ぐ変えることはできませんが、
私たち、むすびの手は
「誰かがちょっとずつでも、そっと手を差し伸べることで解決できることが必ずある」
と信じています。
寄付を頂いたお金で、お年寄りに冷房を貸し出すことができます。
生理用品を手にすることが出来る子どもが増えます。
ご飯を食べられて、みんなが集まることが出来るコミュニティを増やせます。
さらに、医療扶助などを受けられず、病院に通うことが出来ない方を救済支援によって救える命があるかもしれません。
学校に行けない子ども、ひとりぼっちで暮らすお年寄りに居場所を作ってあげることができるかもしれません。
1人1人はちょっとずつでも、そのつながりは確実に広がっていき、やがてみんなが「曼荼羅結庵」に集まれる、そんな大きな繋がりを寄付を頂く中で作っていきたいと考えています。