私たちの取り組む課題
平成9年に身体障がい者の支援施設を中心とした複合型施設として開設。制度の垣根を超えた支援を25年間実践してきました。
現在では提供するすべての在宅サービスで共生型サービスを提供。病気や加齢で障がいを抱えた方の叶えたい夢や生活を、一貫したサービス提供体制と職員の発想で支援しています。
これまで多くの方々の支援をする中で、病気や加齢に伴った障がいと、社会の側にある障がいによって暮らしづらさを抱えた方々が、それぞれの環境で生きがいややりがいを持てずにいる姿を見てきました。
障がい福祉サービス、高齢者福祉サービスといった区分に関係なく、共通するのは人とのかかわりの希薄さや、自身の存在を承認されているといった感覚が持てていないといった課題です。
なぜこの課題に取り組むか
私たちは一人でも多くのお客様が「自分らしく、人や社会と関わりながら活躍できる」福祉サービスの提供をしていきたいと考えています。
ほくとこども食堂「中通プレート」では、支援対象を地域の子供としながら、支援する側の施設や地域の高齢者ボランティアが、活動を通じて地域での所属意識や、自己肯定感を感じていただけるように取り組んでいます。1回の開催に20名程度の子供と5名程度のボランティアが参加していただいています。
eスポーツでは、障がい者支援施設のお客様がリハビリやレクリエーションとして練習を重ね、施設内外の大会に出場しています。
選手が自身のプレイヤーネームをつけて練習に励むだけではなく、プレーを応援すること、イベントを支えることも楽しみになっています。
このように人と社会の接点に介入して、課題に取り組むことで支援する人・される人という区分けではない、お互いが支え合って暮らせる地域(地域共生社会)を作ることを目指していきます。
寄付金の使い道
≪プロジェクトサポーター≫
【1】eスポーツで大活躍プロジェクト
若手作業療法士の発案で始まったこのプロジェクト!プレーヤーも応援団も大盛り上がりで取り組んでいます。
例えば、50,000円あると・・・ゲーム機本体とゲームタイトルが購入できます。専用のゲーム機で選手の育成ができます。
例えば、5,000円あると・・・障がいがあっても操作ができるゲームコントローラーのボタンやスイッチを、新たに購入することができます。
eスポーツのフィールド(画面の中)では、誰とでも対等に競い合うことができます。コロナ禍でも、移動の体力が不安な方でもオンラインでの対戦や大会への参加、生配信等を通じて、社会とのつながりを広げてながら活躍することができます。
通常のコントローラーでは操作がしづらい方がいて、その人に合わせた環境作りが必要です。
より、プレーしやすい環境を作って、大会での活躍などを目指します。
【2】ほくとこども食堂 中通プレート
地域で子供の成長を支える仕組みを作りたいと思い始めたこども食堂です。
しかし、様々な形でかかわることで、いつの間にか支える側だと思っていた人が元気をもらえる場になりました。
例えば、5,000円あると・・・20人から30人分のごはんを用意することができます。
例えば、3,000円あると・・・えほんを1から2冊「持出し自由、持ち込み自由のパブリック本棚」に増やすことができます。
年10回、学校給食のない土曜日の午後に開催しています。
1回の開催に20名程度の子供と5名程度のボランティアが参加。
毎回参加してくれる子供もいて、物作りのワークショップは大人気です!
今後、開催頻度や人数を増やしていきたいと考えています。
《ホクトサポーター》
年 3,000円(1口)のご寄付
介護現場の負担を軽減することで継続的な支援を実現できます。
ICT導入による業務効率化の実現。
持ち上げる介護は持つ人にももたれる人にも負担が大きい。
持たない介護の実現に向けた福祉用具の購入や研修。
研修プログラムの作成や実践。
当法人のコアワークを一緒に育てていただくメンバーシップ制度です。