私たちの取り組む課題
避難所閉鎖に伴いバラバラになった被災者が集う場所「支援所」を設置する。
「支援所」は被災者とボランティアが協力して維持する。
「支援所」で情報を交換しながら食事支援・物資支援を行う。
移動手段のない被災者に食事をお弁当にして物資と共に届ける。
支援先では人の繋がりを通じて、メディア等に露出しないニーズを収集し対応する。
被災者が安心して自宅等の復旧作業を行えるよう子どもを預かる。
HEARTY DECOのスタイル
・被災者は受け身でいるのではなく、自分たちの必要と要望に合わせて、自分たち で活動内容を決めていきます。
・必要なサポート内容も自分たちで検討し、必要に応じて支援要請を発信します。
・定期的に顔を合わせることで、本人が自覚できない身体的・精神的不調を相互で確認し、必要に応じて専門家に繋いでいきます。
なぜこの課題に取り組むか
避難所生活から生まれた「地域コミュニティ」が心の支えになっていた被災者が多いなか、
避難所の閉鎖に伴いその「地域コミュニティ」が無くなりかけました。
被災者は仮設住宅、みなし仮設住宅、一階が被災したままの自宅二階へと移り住み
一斉に復興へ向けスタートが切られましたが個々の復興スピードはバラバラです。
復興に乗り遅れた被災者が一人きりになり孤独になる事を防ぐためには何が必要かを考えました。
・まだ自宅等で調理が難しいお宅が多い為、避難所で支援されていたお弁当やボランティアによる炊き出しに変わるものを用意できないか。
・人によってはまだ十分とは言えない物資の支援を必要に応じて継続することはできないか。
・発育途中の子どもには不適な、粉塵が舞う自宅等の復旧作業現場で家族が作業する時間帯に子どもを預かることはできないか。
・発災から時間がたつにつれメディアへの露出も少なくなり、被災地で隠れた問題がそのままに埋もれてしまう事を防げないか。
そこで私たちは、被災者が集まれる場所を提供する事で、ただ被災者として日々生活するのではなく、集まり協力し個性を生かし支援者としての活動をすることにより、生きるための活力を生み出し、復興をあきらめる被災者を無くし、被災者にとって本当の意味での「自立・自律」にみんなで向かっていけるよう後援します。それにより災害前の暮らしに戻るだけではなく 災害前よりも暮らしやすい地域社会を創造しNAGANO全体の復興・発展に寄与しようと考えました。
寄付金の使い道
すべての活動は無償で行っており、常に活動資金が不足しております。
私たちの活動は皆さまからのご寄付で賄われております。
頂戴いたしました寄付金は
・活動拠点の借用料及び光熱費
・物資配達の為の燃料費
・食料及び食事提供の為の物資費
・ちらしやニュースレターの作成費
・子ども預かり時施設入場料(必要時のみ)
などに使わせて頂きます。
ひとりでも多くの方へ食料・食事及び物資を届けたり、被災者の心のよりどころとなる集いの場を長期間維持し、一人も取り残すことなく復興に向かえるよう、どうか皆さまの温かいご寄付のご協力をお願いいたします。