私たちの取り組む課題



子どもたちが安心して自分らしく過ごせる環境を整えること
現在、重症心身障がい児者とそのご家族は、日常生活の中でさまざまな困難に直面しています。
医療的ケアが必要なために外出が難しいこと、社会とのつながりが希薄になりがちなこと、保護者の方が孤立感を抱えてしまうこと。
また、すでに年齢を重ねてきた方々の今後の生活の仕方を考えていくことは、経済的にも精神的にも負担が大きいことは変わらない課題です。
これらは決して特別なことではありません。私たちはこうした課題に向き合っています。
私たちの事業所では、一人ひとりに寄り添った丁寧なかかわりを大切にするため、マンツーマン支援を基本としています。
少人数制でアットホームな雰囲気の中、子どもたちが安心して自分らしく過ごせる環境を整えています。
また、医療的ケアが必要な方には、看護師が常にサポートし、支援員も喀痰吸引研修を受けることで、安全で安心できる支援を提供しています。
なぜこの課題に取り組むか



どんなに重い障がいがあっても、地域と共に笑顔で生きる場所をつくりたい
私たちの事業所は、こんな思いを持つ母親たちと教員によって創られました。
重症心身障がい児者が安心して通える事業所は全国的にも非常に少なく、多くのご家族が支援の場を求めています。
私たちは、地域の中で子どもたちが成長し、ご家族が希望を感じられる環境を提供するため、
次のような理念のもと、取り組みを行っています。
<はぁもにぃの理念>
・子どもたちの成長と笑顔
遊びや音楽、地域交流などを通して、子どもたちの成長を後押しし、共に喜び、想いを共感しあえる場所を創ります
・親たちの願いの実現
親御さんが願う「子どもたちが安心して過ごせる場所」を共に創ります
・住み慣れた地域での幸せな暮らし
地域とつながり、支え合うことで、家族の身近で生涯にわたる暮らしを実現します
子どもたちが遊びや音楽、地域との交流を通して心を開き、笑った瞬間
その一瞬は、ご家族にとっても私たちにとってもかけがえのないものです。
全国的にも希少なこの場を守り、より多くの子どもたちとご家族が笑顔になれるように
地域とつながり、支え合い、笑顔があふれる未来を目指して、私たちは事業所運営の取り組みを続けていきます。
寄付金の使い道



安心・安全に自分らしく生活できる場を提供し続けるために、使用させていただきます
- 看護師や支援員の安定的な確保
- 入浴・送迎サービスの充実
- 子どもたちの日常を支えるベッドなどの備品購入
- 地域との交流
- 事業所の改修