私たちの取り組む課題
2025年65歳以上の高齢者における認知症高齢者は5人に1人と推測されています‼
認知症の人やその家族が、地域住民ともっと身近な存在で、コミュニケーションが取れる場所づくりが課題となってきます‼
認知症になっても安心して暮らせる地域社会の実現に向けて、誰もが認知症という病気を知り、理解し支え合い、また、認知症の進行を少しでも抑制できる取り組みを行いながら、在宅での生活を一日でも長く過ごせるよう常設された認知症カフェ『喫茶しなぷす』を運営していきます。
喫茶店として気軽に立ち寄っていただき、コーヒーやお茶を飲みながら、認知症のことを知り、当事者や家族の声を聞き関わりを持てる場所、住民同士のコミュニティの場として、地域ボランティアさんを募集しながら運営を担っていきます。
なぜこの課題に取り組むか
<身近にいらっしゃるKさんと共に>
8年程、脳活体操と称してM地区でシナプソロジー®という脳活性エクササイズを取り入れた体操指導を行っています。
Kさんともその脳活体操で出会い、月に2,3回の体操教室で顔を合わせて、世間話や季節の話題等の話もしながら1時間程の脳活体操に通って来られていました。ある日、ご自身が認知症の診断を受けたことを陽気に話されて来られました。冗談も言われるとても明るい性格の方でしたので、普段の会話と同じような感覚で話しを聴きました。きっと本人の中では色々と葛藤があったであろう…と私の感情も揺れ動きました。
そんなKさんが『喫茶しなぷす』で持ち前の明るさを発揮でき、楽しくいきいきと過ごしていただけたらという思いがあり、また地域での認知症の理解、地域住民が認知症本人やご家族との繋がりを持ち、誰もが安心して暮らせる地域づくりために取り組みます。
寄付金の使い道
認知症カフェ『喫茶しなぷす』は地域住民の方々の集いの場、憩いの場として喫茶店に立ち寄る感覚で気軽に来店して欲しいです。
お茶、コーヒー等の値段設定も低価格での提供を行っていき、認知症の方や家族・地域住民の方々が持ち前の特技や趣味を活かせる取り組みを行い、イベントも月1回開催します。寄付金は、材料費、講師依頼時の謝金等、全て運営に関わる費用に充てさせていただきます。