私たちの取り組む課題
2006年4月、元国鉄社員・元薬剤師である現施設長が立ち上げた施設が「特別養護老人ホーム かきつばたの里」です。あなたにとって一番の介護施設となれるよう、更に名古屋市緑区でも一番と言われる介護施設となれるよう、この地で15年以上にわたり施設運営を続けてきました。
更に2021年8月には「障害者グループホーム なの花畑」を開設し、かきつばたの里とも連携した『一生涯の住まいとして安心な環境』のご提供もできるようになりました。
安心・安全の暮らしをベースに、ご利用者の方の自立、やりたい事を叶えるためのサポートを。ささやかな日々の暮らしの安心・生涯を通じた安心・それを地域全体で届ける方法を、私たちは今日も探しています。
なぜこの課題に取り組むか
” 出来ない” と境界線を作ってしまう考えが、ここの施設で変わりました。
” まずはやってみよう ”-チャレンジしてみて難しい事を可能にするにはどうすれば良いのか考える事。そして決断の先に、その人らしい暮らしと生活を支える日々を取り戻す事。ご利用者の方の大切な人生を守る為に支える力になりたい。施設という限られた暮らしの中でも、1分1秒を大切に、共に支えていく仲間のような存在でありたいと願っています。
「介護は難しい」「大変・・・」そんな事もあります。でも私たちは人生を賭けて取り組んでいます。それでも心が折れてしまいそうになることもあります。
でも、” やってみよう ” その方が望む形はなんだろう?悲しませてしまう時もあります。ふとした時、喜んでくれることもたくさんあります。そして共に喜び合えることもあります。全てのご利用者の方に「嬉しいことが毎日たくさん起こるケア」を、あきらめずに私たちは目指しています。
「かきつばたの里」には、認知症の方、医療行為が必要な方で他所からは断られてしまう方々も入居できます。
「なの花畑」は、障害をお持ちの方が安心して日々の暮らしをしていただけるよう考慮しています。
どちらも「いってらっしゃい」「おかえりなさい」の声が聞こえてくる、優しい家です。
介護が必要だから我慢しなければいけないのか?あなたも私も、みんな居場所が必要なのです。介護施設がご利用者様の選別をする事は、それを否定することではないだろうか。どんな疾患・どんな状況になろうとも、その方の想いを受け入れ共感しながら日々の変化にも対応できるよう、限界まで” やってみよう ”という気持ちで、切磋琢磨しながらご利用者様と人生を共に過ごしています。
寄付金の使い道
1. 施設の運営管理費
2. 居場所づくり
ご家族様や地域の皆様のご支援により施設運営を維持しておりますが、施設内の環境整備、物品等、様々な経費がかかってしまいます。
地域密着型の施設を目指しながら、介護の担い手として、さまざまな困難を抱えられたご家族様のお気持ちにも寄り添う施設になりたいーこれからも” これは難しい ”という選別なく、ご利用者様に寄り添える施設運営を継続するため、皆様からのご支援が必要です。
これからも見栄をはらず、常に風通しの良いガラス張り経営を原則とし、積極的に情報発信をしながら施設運営を行って参ります。
皆様のご支援を力に変えて、介護の限界を作る事なく、ご利用者の皆様・ご家族の皆様の笑顔を見い出す事に、スタッフ一同全力を注ぎます。
※恐れ入りますが事務手続き上の理由から1万円以上のご寄付をお願いしております。宜しくお願い申し上げます。